萌えゲームを外人がやって
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/culture/story/20040609201.html
可能性はあるが、非常に退屈だったとのこと。まあ、「わびさび」が分からない外人に「萌え」が理解できるとは思わない。3Dシューティング系のゲームをやっていれば、永遠に遊び続けるような肉食系の人種には、刺激的には退屈そのものだと思うし、日本の固有の文化が関わってくる、例えば4月にクラス替えがあって桜をバックに幼馴染と登校なんてシチュエーションを外人が楽しめるとは思わないのだ。それは、病院が舞台のゲームであろうと同様で、遊園地しかり、海のスイカ割りしかりだ。
そもそもエロゲは日本人固有(特にヲタク)に特化したものだと思うのだが、この人がどうしてその手のゲームをやるはめになったのか、非常に興味がある。美少女ゲームが、今まで外人相手というかグローバルな視点で作られたことはついぞ見たことがないので、ワールドワイドな視点で美少女ゲームを作りましたという無謀!?な計画をするソフトハウスが現れると、おもしろいかもしれない。
あと、多くの日本人がそうであるように、この手のゲームは純粋なゲームとしてはあまりみるべきところが無く、純粋にゲームを楽しみたいという方は無視するべきだ。
むしろ、そうでない方々(日本のアニメが好きとか)の心の琴線に触れるかどうかは、要は経験値を積めばそれなりに見えてくる世界があるかもしれない。ま、知らなくても良い世界だとは思うけどね。
あ、ここでひとつ萌えで思い当たるゲームが・・・。
PS2のゼノギアスエピソード2は、明らかにエピソード1の狙った萌えキャラが、頭身も上がり美少女からボイーンな美女に変わっている。これは、日本市場から世界市場に狙いをシフトしたゲームであり、コレが受けいられるかどうかで、世界市場に「萌え」が通用するかどうか、リトマス試験紙的な役割を果たせるのではないだろうか!?
まあ、純粋な美少女ゲームというわけではないが、そういう要素も多分にあると思われるので。