caprinのミク廃更生日記

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ニートになりたい僕たち

http://shinta.tea-nifty.com/nikki/2004/11/post_1.html

 視点も文章もおもしろい。今のニート予備軍の苦悩も考えも多少は分かる。
 しかし、楽をしたいという気持ちは誰にでもあるけど、ニートになりたいといけしゃあしゃあという若者が増えているというのは正直気持ち悪い。ニートは自分だけの問題でもなく、圧倒的に周りをも不幸にする。有閑マダムでも夫はささえてるわけで、主夫も男が積極的に家事をささえた結果が極まった状態であるが、ニートは誰も支えない。むしろ、生きていく上で飯を食ったり、金を使っていく以上、誰かがニートを支えていかなければいけない。
 今の体制では若い人が割りを食うというのは、誰もが使いやすい詭弁で、少なくともお前の年老いた親は子供に対して割を食っている。それで「なんで僕の気持ちが分からないんだっ!!」て親を刺していたら世話ないな。今の状態が嫌なら政府なり体制なり壊すのも若い人じゃないといけないのではないだろうか。

 そういう元気も無いのなら、せめてすねかじりをやめ、親から離れてホームレスになればいい。そうすれば、同世代のヤンキーがニート狩りと称してそいつらをいじめに来るからね。若者がホームレス老人を痛めつけるより、若者同士で仲良く最下層争いを演じるほうが健全ということで。勇気があるなら、自殺がお奨め。願わくはその勇気があれば、別のことも出来るよと考えてみて欲しいが。
 あと、朝鮮に渡って金正日を倒しにいくとか、イラクに人間の盾になりにいくとか、「俺は日本の生活が嫌なんだ」or「俺は日本の歯車にはならないぜっ」というのなら国際的な活動をしてみるとか。「働かないことがそんなに悪いのか!?」とか考えるのは勝手だが、日本の憲法で言う「労働」というのは「義務」なので、就職活動とかフリーターもしない人は、日本以外の生活も考えてみよう。

 昔は大嫌いだったけど、宮沢賢治の詩「アメニモマケズ、カゼニモマケズ・・・」の精神は今の若い子にこそ必要かもしれないなあ。後ろ向きのようで実は前向きでなにか達観しているのだ。
 私もいつ肩たたきにあって仕事が無くなるかもという不安はあるが、少なくともすぐに就職活動は始めるよ。「仕事嫌だからニートになりたい。」とインターネットに繋いでブログを書いている余裕があるうちは、まだまだ物事をあきらめるには早すぎる。