ライブドアに政財界から相次ぐ批判 (nikkansports.com)
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自民党の森喜朗前首相は森派総会で「カネさえあれば何でもいい、力ずくでやれるという考え方は、今の教育の成果か」と疑問を示し、「放送会社が売り買いの対象になってしまうと、外国資本が入ってきて完全に支配されてもいいのか、ということが出てくる」と述べた。
はあ!? 「カネさえあれば」という教育を作ったのは、君らの世代の政治家じゃないのかね!?と突っ込みたくなるほど、この人の考えるよりも先に口に出てくる暴言はまだ健在なようだ。彼の首相時代に「IT革命」を標榜して出てきたのが、ホリえもんとかじゃないのか!? そして森さんはサンケイ新聞記者出身、なんだやっぱりこの新聞屋は「IT革命」のITなんて分かってなかったんだ。
たいした政策も出せず何もしなかった小渕さん(病死で悲劇のヒーローになったが)よりも、余計なことと暴言で日本を混乱させた森さんを一瞬でも首相にしてしまった自分も含めて国民は恥じないといけないな〜。面の皮が厚いというか、本人はこういう暴言を恥と感じていないようだが、日本は恥をちゃんと恥じることでよりよい修正を行う文化だったのにまったくもって時代も変わったもんだ。
お金しか信奉出来ない恥知らずを作ったのは君らの政策で、自分の子供のしつけもろくに出来ない親ばかり出てきたのも、力ずくでやったゆとり教育の成果だ。まだ「ゆとり教育」は間違っていないと言い切っているのは、あんたくらいのもんだぞ。
しかし、感情論で語るのはいいけど、論理的というか筋が通っているという意味では、ホリえもんの方がだいぶ正論に聞こえてくるから不思議だ。
そもそも、たいした教育政策どころか、自分がちゃんと教育されていないじゃないか、少なくとも「お前が言うな〜。」と言いたい。
民主党の岡田克也代表は十九日、ライブドアによるニッポン放送株の大量取得問題について、「想定していない事態が起こっている。制度を変えたほうがいいのなら、冷静な、しっかりとした議論を行うことだ」と述べ、時間外取引に関する証券取引法改正や外資の規制を含む電波法改正などを検討する可能性があるとの考えを示した。
今回の株取得手法については、「いまのルールの中でできることをやったのだから、(ライブドアへの批判は)明らかにおかしい」と述べた。
民主がどうこう、自民がどうこうを、ここでは言わないが、感情論・道徳論でただ思ったことを言う暴言王より、少なくとも今回はこちらの代表の方が論理的で筋が通っている。時間外取引などの法の抜け道を突かれたのなら、そこをすぐに修正する議論に行くのが普通であって、狙ってやったライブドアを批判するのは幼稚だ。