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JR脱線、死者105人に・鉄道事故で戦後5番目の惨事 (日経)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050428NTE2INK0328042005.html

 人災で100人という人が一瞬に死ぬという大惨事は、比較的安全と言われる日本においてはほとんど聞いたことがない。今、現在で死亡した人が105人、運転手と思われる人も回収された。残った我々は、この事故から何を学べばいいのだろうか!?
 事故を起こしたJRの問題としては、私鉄との競争によるタイトなタイムスケジュール、懲罰的な日勤教育、運転手としての的確、置石・粉砕跡の有無、賠償金の額など、これだけ大きな事故なので、しばらくは議論がつきることはないだろうな。

 しかし、JRの謝罪会見でJR側が「それについては、まだ調査中です。」と言ったときに、「人が死んでいるんだぞっ!!」とのたまったジャーナリストだかマスコミの人、政治家が献金に対して「記憶にございません。」という言葉に対して「ふざけるなっ!!」と言うのは正しいと思うが、今現在一生懸命調査している側に対してこの応対はおかしいなと思った。
 この態度は、娘を亡くした遺族が一生懸命対応しているJR職員に対して、「一生懸命応対してくれる人に、罵声をあびせることが出来ない・・・。」と怒りをどこにぶつけたらいいのか分からないで途方に暮れている態度とは対照的だと思ったのだ。お前は単に「人が死んでいるんだぞっ!!」と言いたかっただけじゃないのかと。JRのミスはもちろん非難されるべきではあるが、単なる個人のジャーナリズムで公正な判断が出来ないのはマスコミとして問題だ。今一度冷静な態度を願う。