caprinのミク廃更生日記

初音ミクやVocaloid、ゲームやアニメのニュースサイト

「希望格差社会」における「内なる希望の格差」 (H-Yamaguchi.net)

http://www.h-yamaguchi.net/2005/06/post_be72.html

 自分の身の丈にあった希望を持とうという話。自分の実力に余る高望みばかりでは希望よりも絶望しか生み出さない。しかし、一億総中流意識という時代はとっくに終わったのにもかかわらず、バブルをいまだ謳歌し税金を垂れ流す公務員、自分の周りの利益だけを求めつづける郵政族、道路族政治家、それに群がるハイエナ官僚、希望や理想だけは高いが自ら動くことを拒否したNEET、世間がそれを許さない時代に入っているのに自分だけは夫の高収入を当てにして専業主婦になりたがる王子様待望女子、宗教を拠り所と出来ない日本において現実から逃げて「萌え」に走ったヲタク男子、未来に希望を感じない高校生など、ああ日本という国はこんなつまらないところでみんなの意識がどこか繋がっているんだなと感じる。
 で、昔、宮沢賢治は「雨にも負けず、風にも負けず」で人には期待されないが丈夫な体を持ち健やかなココロを持ったデクノボー人間になりたいと言っていた。小学生の時に読んだその人物像は当時わけわからなかったし、やっぱり宮沢賢治って変態っぽいよな〜と生意気にも思ったものだけど、今考えると現在生きている人にこそ目指して欲しい人物像かもしれない。

・参考リンク 宮沢賢治の手帳

http://www3.ocn.ne.jp/~gogouan/Ryokan/kenji.html