「もてない男性」にほんとうはいろいろ訊きたい (titoseの愛・憎・日・記)
http://d.hatena.ne.jp/titose/20050620/p1
モテナイ男が卑屈なのは、単純に人を人間としてじゃなく動物として見た場合、交尾して自分の子孫を残せないオスはやはり敗者ということを知っているからだろう。まったく気にしないでいけるほど、勝負に負けた者が強いわけはない。
人間はそんなに単純じゃないよという意見もあるだろうが、「anan」の読者アンケートで抱かれたい男が10年連続キムタクなのも、抱かれたくない男が蛭子さんや出川でほとんど変わらないのもここまで来るとこの境界は普遍の理のような気がしてくる。10年好かれた男と10年拒否された男を比べてどっちがさわやかに生きていけるか、反対に卑屈になっていくかは想像に難くないはずだ。
で、多分自分は後者の人間なんだろうと考える。(これは自分を卑下してとかいうことじゃなく、冷静な判断をした結果)
そして、人によってはモテナイことを気にしないようにして2次元に走るのだ。(お前だけじゃ)
我々は、現実を見ないようにして仮想現実に行ったんじゃない、
「現実を直視しろ。おれ達にはもう仮想現実しかないんだ。」(ルサンチマンより ラインハルト様のありがたい言葉)
現実をちゃんと見たから、2次元に走ったのだ。(駄目じゃん)
しかし、顔を直接合わせていないブログという世界だから可能なのか、この『「もてない男性」にほんとうはいろいろ訊きたい』という動きは、電車男、電波男、アルテイシアの日記などが売れ出してからそれなりにあるようだ。ネット上で人々がどういう結論を出すのか、引き続きウォッチしていきたい。どうか残酷な結果が出ませんように・・・。