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北海道職員給与カット (お役人様達の王国)

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 平均的な41歳職員の年収が730万円で、一人あたりの削減額は115万円とありますが、この年齢は私とほぼ同じ。給与額も同じくらいです。
 公務員の共働き家庭であれば、2人合わせて1400万円の収入になるので、230万円の減額も1170万円の収入が確保されて何とかやっていける状況でしょうけど、1人で働いている家庭で115万円の減収は生活そのものを見直さなくてはならない額です。人ごとながら我が身に置き換えて考えると暗澹たる気分になります。
 住宅ローンを抱えている人や、子供を東京の大学にやっている人もいるでしょうに。年収がいきなり100万円以上減ったら、家族の人生自体が大幅に変わってしまいます。

 今時のすげえ公務員金銭感覚に驚く。(これを書いている人は公務員じゃないかもしれないが。) 1000万超の共働き家庭でやっとなんとかやっていけるらしい。国民の下層が年収300万でなんとかしようという時代に、700万の年収で100万の減額でも600万、それで十分な生活を送れると思うけどなあ。大学とか住宅ローンとか、公務員だけが抱えている問題でもあるまいし…。

 今回の北海道職員が全員、高給をもらっているわけではないし、本当に苦しい人もいるのは確かだろう。また、公務員だけでいえば、大阪市の公務員なんかもっとお手盛り厚遇しているんだからもっと人も減らしてもっと給料減らせとも思う。でも、これから国民に増税を強いる以上、公務員の苦しみも増えていくのはしょうがない話だ。今回の北海道職員の給与カットもその苦しみの始まりでしかないのだ。