caprinのミク廃更生日記

初音ミクやVocaloid、ゲームやアニメのニュースサイト

オリエンタルラジオが死ぬほど面白くない件 (毒電波TV〜アクセス乞食撲滅キャンペーン中〜)

http://ameblo.jp/poisontv/entry-10007356152.html

 ブログのエントリそのものよりもコメント欄の争いがおもしろい。自分が武勇伝の良さが分からないのは、年のせいだと思っていたのだが、誰かが「和製ラップとか和製ヒップホップを理解出来ない人は、オリエンタルラジオの良さは理解出来ない。」と言っていたのを聞いてなんとなくその原因が分かった気がした。
 レギュラー(もちろんお笑いコンビの話ね)の能天気で単純なノリが小学生に特に受けているのと比較して、オリエンタルラジオは「お笑い」登竜門におけるファーストアダプター層の女子中高生層におおいに受けた。しかし、あのラップ的な速さを取り入れたノリがある一定以上の年上の層に受けないのは、その人達が和製ラップを受け付けないとの一緒で、当たり前といえば当たり前なのかもしれない。彼女らは他のまだ目が出ていない「お笑い芸人」もたくさん見ているし、我々と比べて今の「お笑い」に関してはかなり「通」だろう。だから、あえてお笑いのセオリーをはずしたあのノリを逆におもしろいと感じているのかもしれない。そして、我々にとって「武勇伝」のスタイルは、レギュラーの「あるある探検隊」やハードゲイの「フォー!!」ほどは分かりやすくない気がする。
 逆に若い人には、相手のトークに合わせて次の笑いを考えるフリージャズ的なタモリの笑いは分からないかもしれないので、これはまあしょうがないことかもしれないねえ…。

 ま、オリエンタルラジオは「武勇伝」以外で勝負したいという気持ちもあるようだし、もうちょっと長い目で見てもいいんじゃない!? むしろ、ひとつの芸だけで芸人を消費した気になって捨てようとするTVとか視聴者側の方が問題かもしれない…とかつまんないことでまとめてみる。了。