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【WBC】イ・スンヨプ「ルールが間違っている」 (朝鮮日報)

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/03/19/20060319000034.html

イ・スンヨプ(30/読売)が「ルールが間違っている」と不満を口にした。

 19日、イ・スンヨプは準決勝終了後のインタビューで「最善を尽くした。6勝1敗だったがルールの間違いで脱落した。しかし今後韓国野球にナメてかかってこれないようにした点で意味があると思う」とコメントした。


・関連リンク 【WBCイ・スンヨプ「日本に負けたとは思わない」

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/03/19/20060319000035.html

 イ・スンヨプは19日の準決勝終了後のインタビューで「もともとの目標であるベスト4進出に満足している。今日は日本に負けたが、すでに2回勝っているので日本に負けたとは思わない」と語った。

 うん、まあそう思うだろう。だからこそ、2連敗し後がない日本が3試合目で「6-0」の大差・完封で勝ったことがうれしいのだ。通常のリーグでのペナントレースではおおげさに言うと、3勝2敗を続けたところが優勝し、2勝3敗を続けたところが最下位になる。つまり、野球の場合、優勝したチームが強いといってもそれぐらいの差しかないのだ。今回の短期決戦のような戦い方の場合、たまたま2敗が続いただけとも言えるし、それに合わせた戦い方をしなかった日本の油断が招いた結果ともいえる。3度目の正直というが、3タテを喰らっていたら日本は本当に恥だったと思う。失点をせずに完璧な抑え方で勝ったのもすごく良かった。いつもは敵チームなので応援していなかったが、巨人の上原をここまで頼もしく思ったことはかつてなかったよ。

 また、イ・スンヨプの発言に関しては私は気にならないというか、別に反発する気はない。自分のチームを鼓舞するために過激な発言をしていたイチローと同じように彼は韓国チームのリーダーであるため「韓国は強い」という発言をするのは当然だろう。むしろ、これに過剰に反応してやいやい言うのは、「他のチームが30年は日本はかなわないなと思わせるプレイをしたい。」というイチロー発言が特定の国に対して言ったわけでもないのに韓国の人が過剰反応した行為と同じになってしまう。それにスポーツ選手なんだからさ、お互いに負けず嫌いが当たり前だろ。イチローの「勝ってすっきりしました。」発言もイ・スンヨプの「日本に負けたとは思わない。」発言も根っこは同じだ。政治や経済で足を引っ張り合ったり、ネットで罵倒しあったりすることよりもスポーツで戦うならおおいに結構なことだと思う。

 しかし、全体の野球技術のレベルでは日本の方が今は圧倒的に高く層も厚くても、代表の力ではWBCの戦いをみてもかなり拮抗していたし、これからの少子化も若者の体力低下、そして無気力・怠慢も心配のタネだ。つうか、日本チームは本当にうかうかしておれないよなあ。ま、近くにライバルがいるということはいいことなので、お互いに切磋琢磨しないといけないよな。


・関連リンク 【WBC朴賛浩「親しい選手が多い日本に優勝してほしい」

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/03/20/20060320000012.html

■準決勝戦後、朴賛浩パク・チャンホ)の談話

 「今回の大会に心残りはない。努力と準備しただけの良い結果を得ることができた。尊敬する金寅植キム・インシク)監督と宣銅烈ソン・ドンヨル)コーチの決定が国家の指示という思いで、先発でもリリーフでもベストを尽くした。私の人生で最高の贈り物だ。できれば大塚やイチローなど親しい選手の多い日本が頂上に立ってくれればと思う。彼らは私とは国籍は違うが、トップになるため同じ道を歩んでいる選手たちだ」

 こういう人もいるということはちゃんと言わなきゃ。韓国の監督も立派だった。