映画の力と馬鹿な大人 (趣味のWebデザイン)
http://deztec.jp/design/06/02/26_life.html
映画ひとつ見て価値観が変わったなんてウソに決まっていると思っていい。「感動した」という言葉を否定する必要は全くないのだけれど、「そうかー、わかってくれたかー!」と口には出しても頭の中でまでそう思ってちゃダメだって。ま、ダメってこともないか。ようやく実感としてわかってきたことですが、「馬鹿な大人」になると、主観的に幸せになれるんですよね。何らかの価値観を奉じて、信じて、感動して、裏切られて、恨んで、愚痴って、憎んで、抑圧する。ちょう楽しい。
人の文脈を自分の文脈で都合よく解釈し、うまく上書きしていく。そういう人からは、映画ひとつで自分の価値観は変わりようがない。
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http://d.hatena.ne.jp/screammachine/20060227#p1
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http://deztec.jp/design/06/02/27_life.html
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