ニートは扶養控除外 自民が検討 (共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000007-kyodo-pol

　勉強する意欲も働く意志もないのがNEETだけど、じゃあ働きたいけど働けない人や就業したくでも出来ないフリーターとNEETを線引きする基準はどこだろうか！？ そこがはっきりしていない以上、NEETという便利な言葉を利用した最下層への増税でしかない。相変わらず、NEETとフリーターを同列に語っているし。
　私的には、タバコやお酒などの嗜好品の増税はやむなしと思うのだけど(というか、本当の最下層はそんな嗜好品は買えない。)、この増税はそれでなくても細い親のスネをさらに細くするだけでいいことないと思うなあ。「餓死しそうになったらNEETも嫌でも働くだろうという。」という論理が公で通用し、さらに国民が支持する国というのも情けない。それはNEETでも再び働けるチャンスを作る環境を国が放棄し、巣を水攻めにして引き篭もっている働きアリをあぶりだすような暴挙だからだ。巣(家)を壊しておいて、「さあ、働け」もないよ…、NEETだけじゃなくその親も巻き添えにするつもりだろうか！？