caprinのミク廃更生日記

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ワールドカップと靖国参拝は同じ構図だ (ゲンダイネット)

http://gendai.net/?m=view&g=syakai&c=020&no=27082

 「スポーツと政治を一緒に論じるなっ!!」というのはマスコミの間でもよく聞く論調なのだけどなあ。今回のワールドカップトリノと同じ構図なのはいいとしてもそれと靖国問題と一緒くたにするのは良くないと思う。また、スポーツでマスコミが煽るのはバックにスポンサーがいるからであり、ワールドカップでいえばkirinがサッカー日本代表を応援するのは自分達のビールやジュースを飲みながら観戦してもらうためであり、ナショナリズムとはあまり関係がない。だって、スポンサー達企業は最終的に自分達の商品にしか興味がなく、その売り物のためにナショナリズムを利用するということはあるかもしれないが、ナショナリズムそのものをことさら煽ろうという考えはないと思う。

 そして、靖国問題は、個人的には自分も首相が参拝しなくてもいいんじゃないかと思うけども、これこそ他所の国にやいやい言われて参拝取りやめなんてのは間違っている。それにアメリカに言われて取りやめなんてしたら、今度は「日本はアメリカの犬に成り下がった。」とマスコミに叩かれるに違いないし、中国についても同様に毅然とした態度を取ればいい。ことさら靖国問題を煽ることで、中国内部の政治不満を日本に向けさせるという政治の外交カードに育てたのは中国であり、それならこちらも外交カードにしたらいい。少なくとも無理な要求でも国民が怒りを爆発させれば、こちらが折れて無理難題も押し通せるなんていう前例は作っていいわけがない。だいたい謝罪をし続けることで、中国がいつか許してくれると思っているのならそっちの方が中国や世界の情勢を分かっていない気がするのだが…。