caprinのミク廃更生日記

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ハンカチを窓から投げ捨てろ! (玄倉川の岸辺)

http://blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/e/8ae509d5bb00328ea3e1bac353a8cd8d


・関連リンク これってあれです洗脳セミナー系っていうか (finalventの日記)

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20060702/1151809797

 これを洗脳セミナーと感じるか、セラピーと感じるか。こういう話をうまくセミナーに利用して洗脳する悪い奴らがいるのは確かだが、「洗脳される奴が馬鹿」とか、単純に話に感動した奴に「お前、騙されているぞ。」と冷や水をぶっかけて楽しむ方も、誰に対しても疑心暗鬼になりすぎるとこっちはこっちで、馬鹿正直よりも性質が悪かったりする。ま、自分もどちらかというとそっち側の人間でこの話に感動して「ゆるすということ」みたいな本を買う人とはつきあいたくないわけだが。と、いうかこの都合のいい作り話(フィクション)を本当の話として信じる方も無防備すぎて変だが、フィクションを「この話は嘘っぱちだ。」、「こんなにうまくいくわけない。」と断罪するのも粋ではない気がする。さすがに90%の人間が泣いたというのはおおげさとしても、逆に誰も感動しなくて、90%の人間が「これは嘘だ。」という世間も異常というかココロに余裕がない。でも、はてブなどを見る限りそういう世界を望んでいるというか、それが正しい社会だと感じている人も多そうだ。つまり、子供に、知らない人を見たら泥棒と思え、知らない人に声をかけられたら逃げろと教えるような世界、そういう殺伐とした世界もモヒカンワールドっていうのかな!?

 しかし、中にはこういう物語をポジティブ・シンキングに良い方向に取り入れ、自分に生かせることを自然に行える人達がいるんだよな〜。おばさんの価値観を押し付ける細木数子とか、霊によって運命は決まっているというスピリチュアル・カウンセラーの江原啓之というおっさんとか個人的には胡散臭くて大嫌いだけど、そういう話をうまく聞き入れて人生にプラスにさせる人の方が普通に勝ち組というか。いや、もちろん彼らのすべての言葉を鵜呑みにすればいいというわけじゃないけど、セミナーに連れて行かれたわけでも、怪しげな宗教に連れていかれたわけでもなく、ただWebにあがったそのテキストを読んで感動している幸せな人がいるうちはまだほっといてやればいいのにとも思う。と、いうわけで次からは、これに騙されて実害が出ましたという人を募集中。「私、これで会社を辞めました。」、「これのせいで家族がばらばらになりました。」みたいな。実害があるのなら、この物語は否定するに値する。(なお、自分はこのテキストに書かれている物語そのものに言及しているのであって、この物語を利用することによってなんらかの利益を得ようとする輩については考慮していません。)


・関連リンク 追跡「鏡の法則」 こいつらはカルト鴨 (finalventの日記)

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20060703/1151886184