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亀田興毅、判定で世界ライトフライ級王座獲得 (YOMIURI ONLINE)

http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20060802ie27.htm

 単純にDQNが派手にKOされるところが見たかった。なので、この結果は残念だ。いや、亀田選手は思った以上によく戦った。1ラウンド目のダウン、最終11、12ラウンドは連打をあび、苦痛に顔を歪めながらもちゃんと打ち合い、時にはみっともなくクリンチしながらも、ボクシングの本来の姿を見せてくれた。そこには強気の発言で相手選手を辱めるDQNではない、ただ真っ向から殴りあう不器用なボクシング選手として「最後までよく戦った」と見直したところだった。ゆえにこのおかしな判定には残念に思う。それは日本の市場原理が、亀田選手をDQNからさらに下の道化に貶めた瞬間だと思ったからだ。

 なお、当然ながらTBSには電話が殺到した模様で、大晦日に亀田選手の初防衛マッチが組まれているのも何らかの予定調和的なものがあると勘ぐってしまう。私も人間的には亀田興毅は嫌いだ。だが、この試合に関しては少なくとも選手同士の間、ランダエダと亀田選手の間にイカサマはなく、最後まで死闘をつくしていた。この抗議がTBSに対するものだけでなく、ただ試合を戦った選手にまで向けられるとしたら、それはそれで悲しい。