caprinのミク廃更生日記

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時をかける少女 (渦状言論)

http://www.hirokiazuma.com/archives/000239.html

そのうえで、この作品が感動的なのは、「人生はリセットできない」でも「人生はいくらでもリセットできる」でもなく、「人生はいくらでもリセットできるが、ひとつの場面はやはりいちどしか経験できない、したがって成長は無意味ではない」という、とても肯定的な、しかも力強いメッセージを伝えてくれるからです。この矛盾に満ちた表現がなにを意味しているのかは、みなさんの目で見てもらいたいので、詳しく書きません。とりあえず、僕としては、最後の川岸の夕日の場面、主人公の横を自転車が通り過ぎ、主人公が表情を変える場面に、そのメッセージを読み取った、とだけ記しておきます。