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【コラム・断】給食費という高い税金 (Sankei WEB)

http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/061202/gkk061202000.htm

 以上に2500円のPTA会費と520円の引き落とし手数料を合計すると年額8万5000円を超える。これに扶養子弟の人数分が乗じる。わが家の場合、こどもが3人。合計額は勤務先大学の年俸1割を超え、家計を圧迫する。恥ずかしい話だが、長男の修学旅行は断念した。正直、重税感を否めない。少子化は必然であろう。

 給食献立に選択の自由はない。宗教上の禁忌や健康食材に拘(こだわ)る家庭の意向も無視される。なぜ画一的な食事を強制されるのか。刑務所ではあるまいし。いや、刑務所なら食事は無料である。

 刑務所が言い過ぎなら、諸外国はどうか。海外では弁当が主流である。欧米では無料給食や、帰宅させ昼食を取らせる学校も少なくない。一部希望者だけが有料の給食を利用する。

 なぜ給食でなく弁当では駄目なのか。関係組合が反対するからか。日本だけが類例のない制度を続けている。強制的に献立を押し付け、実費を取り立てる。いわば義務給食。どう考えても、美しい制度ではない。

 みんなで同じご飯を食べるということは、子供にとって貴重な体験だと思う。給食当番を持ち回りでやって、みんなで一緒に「いただきます」を言い、基本的に残さず食べる。家に帰ったら、一人で夕飯を食べるという子も多い個食の時代にそれは結構重要なことだと思うのだ。食育なんていう言葉は使いたくないけど、給食の時間もルールや協調性などを学ぶ貴重な時間、単にお金の問題ではない。出されたモノは全て食べるルール、休んだ子の余ったババロアをじゃんけんで勝った者が食べるルール、給食を食べるのが遅い奴を待ってやって一緒にグランドに遊びに行くゆとり、「お前の牛乳を飲んでやるから、このにんじんと交換なっ!!」という取引も大人からみたら馬鹿馬鹿しい小さな話かもしれないが、そこには間違いなく生きていくために必要なシステムが形作られていく。先生と生徒の関係による授業だけが教育なのではなく、ある意味、先生も関与出来ない子供同士で作る社会のシステムは、きっとその後の生活にも役立っていくだろう。 子供に選択の自由を与えるだけで個性が生まれるわけではない。同じ条件の下でこそ、それぞれの個性が磨かれる場合もあるのではないだろうか!?

 それにもっとも単純な疑問があるんだけど、この人、給食の時間は楽しくなかったのだろうか!? 自分は勉強の時間よりよほど楽しかったのだけどなあ……。それともこの人の親は給食よりも素晴らしく、そして安いメニューを揃えられる能力を持った人だったのだろうか!? 栄養のバランスも良く値段もそれなりに安い、むしろ日本が世界に誇ってもいいシステムだと思うのだけどなあ。(一部の人の利権とかは別問題)

 また、別のコラム(リンク参照)でこの人、外車を乗っていた(高いので国産車に乗り換えたらしいが)というくらいだから、給食費を払う能力が無いということはないだろう。助教授でしかも全国紙の産経に記事書くくらいの能力のある人なんだろ!? 子供を3人養える能力は無かった!? なら産むなよ!!例え みんなが思うほど儲けていないにしても、義務教育だからこそ、最低限の親の責任を果たすべきだろう。修学旅行には行かせなかったとか到底人に自慢出来る話とも思えないし、「教育費が1割にもなる」ってのも、会社員で教育費が2割3割超えている人の方が普通な気がする。とにかく、そんなに給食費が惜しければ自分の教育方針に合った私立でも行けばいいんだし、義務教育の給食費が高いというのはもっと困っている人が言うもんだ。それこそ、国産車も買えないようなね。

 あと、給食の補助費が別のところに使われているとか、一部の給食のおばちゃんとかが年収800万とかもらいすぎ〜という話なら分からんでもないんだが……。ただ一点「養育費が払えないから、少子化も進むのは当然。」その点は同意するけれども、だからといって親の義務まで放棄する人は、やっぱり子供は産んではいけないと思った。


・関連Wiki 潮 匡人


潮 匡人(うしお まさと、1960年-)は日本の軍事ジャーナリスト。帝京大学短期大学助教授、防衛庁広報誌「日本の風」編集長。(通巻6号で休刊)

早稲田大学法学部卒業。在学中は雄弁会幹事長を務める。同大学院法学研究科修士課程修了、法学修士東京放送報道制作部契約社員を経て、1983年、航空自衛隊入隊(防大27期相当)。航空教育隊区隊長、第8航空団修理隊計器小隊長(築城)、同第304飛行隊付幹部、航空中央業務隊付(空幕法務課)、航空総隊司令部(総務課法務班兼防衛課防衛1班)、長官官房広報課勤務(防衛庁広報誌「セキュリタリアン」編集長)等を歴任。1994年、三等空佐(空軍少佐)で退官。

その後クレスト社に入社、書籍編集部副編集長を務める。同社退社後は国際研究奨学財団(現東京財団)顧問、社会基盤研究所客席研究員などのシンクタンク勤務、聖学院大学政治経済学部コミュニティ政策学科講師、同大学総合研究所特任研究員兼非常勤講師を経て、現在は帝京大学短期大学助教授。

『諸君!』や『正論』、小学館発行の『SAPIO』などのオピニオン誌上で、日本の防衛意識、危機管理意識の低さを指摘しており、反戦平和思想を打破し、戦後忘れ去られた軍事の文化的、社会的意義や、その本質をもう一度捉え直さなければならないという持論を展開している。

上記の持論を反映して、「軍事学」の必要を強く論じる人間の一人である。「世界の名だたる大学では必ず開講している軍事学だが、日本の大学では平和学しか開講していない。だから自分が軍事学講座を開講する」と宣言し、小林よしのり編集の季刊誌『わしズム』に「若者の軍事学」を連載した。同連載では「軍事」という語源に始まり、軍服から派生したファッション、軍隊の実態に至るまでを論じた。

軍事的な問題のみならず、憲法改正問題や靖国神社参拝問題、北朝鮮による日本人拉致問題などの外交、政治上の時事問題について様々な提言を行っている。 2006年6月、「新しい歴史教科書をつくる会」から八木秀次が袂を分って設立した「日本教育再生機構」に参加。発起人。

本人が「Sankei WEB」に執筆した「【コラム・断】給食費という高い税金」の記事内容から、勤務先短大の年俸は255万円以下と推定される。

 早稲田大学法学部卒、元・自衛隊三等空佐(空軍少佐)のジャーナリスト兼助教授って超エリートじゃん……。と、いうわけでむしろ大学の収入はあくまで副収入であって、メインの収入じゃないような気もするなあ。例えそれがメインの収入であっても、別の収入はいろいろありそう。それをさも全収入の1割にもなるとミスリードしそうな論調はいただけない。また、意見が過激なのは、小林よしのり譲りなのかなあ!?


・関連リンク 【コラム】"給食費という高い税金" 「刑務所じゃあるまいし、なぜ画一的な食事を強制されるのか」「長男の修学旅行は金がかかるから断念」…評論家・潮匡人 (痛いニュース(ノ∀`))

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/866779.html


・前記事リンク 【コラム・断】役所までがボッタクリ (イザ!)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/26618/

 事実、外国車では、限りなく0%に近い、文字通りの超低金利が珍しくない。私も昔、その恩恵に浴した。なぜ、国産車で同様の措置が採れないのか。その原因が、英語の辞書にまで登場した「ケイレツ」の弊害なのか。市場原理が働いているようには見えない。
 車庫証明の必要から、都内のA区役所で住民票の写しを取った。その手数料が300円。乱暴に言えば、ボッタクリの料金設定であろう。事は人件費の問題ではない。発行したのは自動交付機。交付されたのは「写し」、つまりコピーである。
 今どき、コピー1枚に300円も取る例が他にあるだろうか。しかもコンビニ店などと違い、設備投資は税金で賄われている。無料で交付しても何らおかしくない。
 そう感じるのは私だけなのだろうか。庶民の一人として、関係各位に異議を申し立てたい。

 日本車のローンが高い点は同意する。でも、なんだか論調がおかしい。車に関してはじゃあ元値が高い外車を買え!!と思った。また、住民票の写しは、証明書の発行そのものにお金を払っているのであり、コピーそのものの経費としてお金を払っているわけではないだろう。事は人件費の問題ではない。発行料10円にしたらしたで、今度は住民票を取り巻くって悪さをする奴が出てくるのは間違いないし、個人が一生の中で何十回も住民票の写しを取る必要があるとは思えない。。

 自分が問題にするとすれば、そういう金銭的問題ではなく、自分が仕事で働いている時間にしか、お役所が住民票の発行をしないという時間的問題だよなあ……。


・参考リンク 刑務所のメシってどんなの? (アルファルファモザイクより)

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/50553050.html