caprinのミク廃更生日記

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The Goog Life:グーグルが従業員を子供扱いすることでつなぎとめている件 (yamdas.org)

http://www.yamdas.org/column/technique/googlifej.html

恐竜や宇宙船は確かに子供扱いというテーマに合致するし、Google 社員が飛びこみ、ボール遊びを興じることができる浴槽大のボールピットもまたしかり。僕が知るそこで働く人は皆、子供っぽく振舞うか(大勢のプログラマ)、ものすごく青臭いか(彼らのマネージャや監督者)、あるいは芯までシニカルか(第一線のプログラマ)のいずれかである。彼らにしても Google を離れたいと思うかもしれないが、この子供扱い戦略が効いてきた。彼らは自分たちが Google 以外のところでは生き残れないのではないか心配なのだ。

Google は大学から直接プログラマを雇用し、彼らを大学生活にあるあらゆる利点でひきつける。事実、求人パンフレットが強調するように、その職場はあからさまに大学を模している。ひところ僕は、どうして Google はいくところまでいって社員寮を作らないのかと思ったものだ。結局のところ、自分と同じく頭の切れる人間と深夜に学生寮で交わす会話こそ大学生活の最良のものの一つじゃなかっただろうか? でも、Google の威光が薄れるにつれ、それが誰もそんなに長くたむろしたいと思う場所でない理由が僕にも分かる。マウンテンビュー郊外の砂漠でさえもそれよりはマシだ。

 それでも、うちの会社は言うに及ばず、あらゆる日本の企業よりも、アメリカのどんな企業よりもGoogleはマシな方だ。子供の狂気と熱狂が発奮されているうちは、誰かがネイティブな発言をしようがするまいが、Googleは注目に値する。Microsoftの次にGoogleが現れたように、Googleが駄目になったときにはみんなで次のキープレイヤーを見極めよう。