caprinのミク廃更生日記

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ペコちゃんを買うのは誰だ? (続ドクバリニッキ)

http://d.hatena.ne.jp/bolt69/20070116

 ああ、これは自分も最近感じてた。「ちちんぷいぷい」はお昼から夕方の奥様向けのバラエティ番組なのだけど、中でも石田英司の取り上げるネタとかは、市民に近い視点で情報を正しく伝えるという意味では東京の番組よりも至極まっとうな報道をしていると思う。同時間帯にやっている「ムーブ!」も「ミヤネ屋」もしかりだし、「たかじんのそこまで言って委員会」みたいな番組もそう。もちろん中には、飛ばし記事もあるだろうし、まずい独善的な報道もあるのだろうけど、少なくともどこからか横槍が入っての変なバイアス、フィルターがかかっている感じはしない。あと、そこに出ているコメンテーター達も東京では目立たなかったりコメントを削られて伝えたいことが中途半端になっている場合もあるのだが、関西に来ればそれなりに生き生きと本音をしゃべっているように見える。勝谷誠彦しかり、大谷明宏しかり(この人はあまり関西を出ないか)、宮崎哲弥しかり、子沢山茶髪弁護士橋下徹しかり。(笑) 「たけしのTVタックル」などでは、勝谷誠彦の過激な主張のとこなんか削られまくっている。

 どうも、最近の東京の各番組は、報道する前に一段フィルターを通して、誰かに気を使った報道になっているように見えるんだよなあ。これは、もちろん関西系TV局が東京にある政府団体や各種圧力団体から離れていることや、関西人がそもそも疑り深いからというのもあるけれど、報道倫理に関してはいまや関西系TV局の方が上な気がする。東京の番組制作者が頑張っていないというわけではない。スポンサーや政府にTVの既得利権を持つ者がシッポを振っているように見えるのだ。これは、あれだな、印刷業界で増えたフリーペーパーみたいな雑誌とかもそうで、昔の雑誌の編集者は間違いなく第一に読者を見て雑誌を作っていたのだけど(もちろん当時からスポンサーに気を使っていたけれどそれはあくまで第二の存在だ)、今のフリーペーパー系の雑誌はどんなジャンルであれ第一にスポンサーありきだから、読者としてはタダでうれしいけど、その存在ゆえ生じるバイアスは加味して見ないといけないと思う。

 しかし、東京の番組にどこか引っかかる部分があれば、関西系TV局の報道をどんどんYou Tubeにアップして、みんなに検証してもらった方がいいかもしれない。君らの見ている番組はフィルターがかかっているぞと。芸能人や政治家のしょうもないスキャンダルがトップに来ている間に何か隠れた大きな事件が起きていないかどうか。

 ペコちゃんに関しては、雪印の前例があるのだから、それよりはマシな収集をつけて欲しいと思う。外資としては、ゴールドサックスマン証券が興味を持っているみたいだな。