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有権者は政策で首長を選べ! 宮崎県知事をそのまんま東に任せる愚かさ (糸山英太郎 Official HP)

http://www.itoyama.org/contents/jp/days/2007/0122.html

宮崎県知事選でなんとそのまんま東が当選した。
自民党は保守分裂を悔やみ、民主党は地方組織の弱さを露呈したわけだが、負け比べではすまないほどの結果に両党ぼう然自失だろう。

泡沫候補扱いだった元タレントを勝利させた宮崎県民は一体何を考えているのだろうか?
芸人出身では横山ノックが知事としていかにお粗末であったか散々見てきているにもかかわらず宮崎県民はこの男を選んでしまった。
未成年を雇ういかがわしい店に出入りし、暴力で警察の厄介になった人間に行政を任せるとは正気の沙汰ではない。
また彼は2度離婚しているが、家族の長をしっかり務めることができない人間が県の長とは冗談にもならない。

知事選だけではない、有権者はなぜ知名度が高いだけの者に投票するのか。
政治に興味がないどころか、投票にすら行ったことのない芸能人・スポーツ選手が国会議員として跋扈している日本の国会は、有権者の程度はこんなものと自ら披露しているようなものだ。
恥ずかしさを通り越して恐ろしくなる。

有権者のレベルが低いのか、候補者のレベルが低いのか、おそらく両方が低レベルを掛け合うこの衆愚政治につける薬はないものか?
日本国民は20歳になると精神的に幼児であっても選挙権を手にする。
愛国心を持ち、政治経済・国際情勢に高い見識・判断力を有していなくても「誰でも一票」なのだ、選挙構造に問題があるとまで言わなければならないのだろうか。
イギリスのチャーチルが「民主主義は最悪のシステムだ。しかし、それ以外のどのシステムよりもましだ」と60年前にのたまったがそろそろ有権者のレベルを上げることで民主主義の性能を上げてゆきたい。

良くも悪くも民主主義のおかげで、そのまんま東知事一人では何もできないだろう。オール野党の議会を相手に、何の根回しもなく組み合えばマニフェストのマの字も叶わないのだ。
多数決という民主主義のルールで成り上がった素人政治家が、同じルールで縛られ何も出来ない状況を有権者は良く見ておくことだ。

先日、糸山政経塾では石原慎太郎東京都知事の講義が行なわれた、政策を遂行するためには強い信念と議会とも折り合う柔軟さをあわせ持つ必要があることを勉強した。東京都では石原東京都知事が民主主義のルールの中、非常によくリーダーシップを発揮しているのだ。
もし、そのまんま東知事に政策と政策遂行の具体的な策があるのなら是非我が政経塾で講義してもらいたいものだ。
有権者は本物の政治家を選ぶ力を持たねばならない。

 まあ、頭をすげかえてもそうそう宮崎県が良くなるとは誰も考えてないだろう。ただ、仮に自分が宮崎県に住んでいて、そのまんま東と糸山先生が立候補しているとしたら、そのまんま東の方に投票するだろう。どっちが優秀なリーダーシップを執れるかどうかは分からない。でも、どっちが悪いことをしないかと考えたら、有名な分、マスコミの監視の目があるそのまんま東の方がまだマシな気がするんだよな。また、他の立候補者は紐付きだけど、彼にはそれがない。もう個人の資質よりも政党の論理に振り回されることにみんな嫌気している流れがある。なんせ、5年間も「自民党をぶっ壊す」と言ってきた小泉を見てきて、その後、人の言うことを聞く常識人なのはいいが、反動で首相独自の政策を実行出来ずにいる安倍を見ていたら、今は政党の利点よりも弊害の方が大きい。利点といってもそれは立候補者や議員の利点であって、有権者の利点ではないしなあ。(おいしい汁を吸おうとする奴は除く)

 また、そのまんま東に望むのは、どちらかというと現県政の既得権益の破壊であって、再生は次のまともな人でいいよと思っている。現状維持で症状が悪化するよりは、インパクトがあった方がいい。長野県みたいにまずは既得権益者のあぶり出しを!! 奴に望むのはそれだけでいいじゃん。


・関連リンク 糸山英太郎氏「未成年を雇ういかがわしい店に出入りする人間(そのまんま東)に行政を任せるとは。正気の沙汰ではない。」 (痛いニュース(ノ∀`))

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/904915.html


・関連リンク そのまんま東知事批判の糸山英太郎さんに「お前がいうな」 (にゅーあきばどっとこむ)

http://www.new-akiba.com/archives/2007/01/post_6672.html