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毎日新聞「ネット君臨」取材班にインタビューした (CNET Japan Blog:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点)

http://blog.japan.cnet.com/sasaki/2007/02/post_12.html

「真摯に向き合っているつもりだが……残念ですね」

――取材班の記事が匿名であるのに対し、取材対象に実名を求めるのはバランスを欠いているのではないかと思いますが、どうお考えですか。
池田氏 まず第一に、この記事は毎日新聞の紙面で連載しています。その前提で、連載の最終回に取材に関わった記者の名前はすべて載せています。チーム取材班として複数の記者が関わっているわけですから。
――取材の可視化という問題についてどう受け止めていらっしゃいますか。
池田氏 それは取材の内容によってさまざまであると考えています。取材源の秘匿の問題もありますし。基本的には、取材する側とされる側の信頼関係としか言いようがないと思います。一方で、社会に報道しなければならない事実については、報道していく責任がある。そういうことが、ケースバイケースで起きてくるわけですから、個別問題で判断していくしかないですね。
――がんだるふ氏は「信頼関係がなかった」と指摘していますが。
池田氏 真摯に向き合っているつもりだが、そう認識されていないとしたら、残念ですね。
――なぜ信頼関係ができなかったのだと思いますか。
池田氏 取材の内容を、第三者である佐々木さんにお話ししなければいけないのですか? それをお答えするのは筋違いだと思います。われわれとしてはきちんと相手の了解を得たうえで記事化したと考えています。われわれとの認識の間に差があるということですね。

 「ネット君臨」の記事は、毎日新聞社の「ネット嫌い嫌いオーラ」が見える。でも、すでに時代は変わっていて、マスコミだけが常に正当で批判意見を言える立場にあると思わないことだ。信頼の出来ない記事を書けば、それだけ自分らに跳ね返ってくる。果たして批判をする側から批判される側に回ったときに人や会社はこれからどうすべきなのだろうか!?


言及リンク 「ご冗談を。本気でそうおっしゃっているのですか?」 (H-Yamaguchi.net)

http://www.h-yamaguchi.net/2007/02/post_f15f.html