caprinのミク廃更生日記

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やる気のないスタッフと仕事をするほど、余裕はない (ナガオカ日記)

http://web.d-department.jp/blog/2007/06/post_408.html

社員は、「自分はなぜ、社員か」ということなど、なかなか考えない。自分から歯車になってしまう。いつのまにか、入社前は自分の足で走ってきたのに、会社というバスに乗った瞬間、それが自分を乗せてどこかに運んでくれるものと安心して、何もしなくなる。自分本位の態度をとっても、この椅子に腰掛けていれば、夜中も走り続けているはずだと、思ってしまう。自分が寝ても、それは走り続けてくれると。目が覚めた時には、新しく明るい朝の風景が、車窓いっぱいに広がっていると、そう勝手に思ってしまう。
会社とは、そんなことは求めてはいない。ひとりの人間として、そこに加わるやる気が欲しいのだ。ひとりひとりの「走るぞ」という気持ちで、前に進んでいくのだ。だから、打ち合わせに参加しながら、発言もしない人となど、一緒に仕事などしたくない。打ち合わせで発言もしないことで、その人は自分の甘えを会社に持ち込んでいる。誰かに「どうしたの?」と、言ってもらいたいのだ。
いろんな経営者がいる。「どうしたの?」と、言ってあげられる経営者も、そして、そうした会社の風土が、そうした社員を育んで、やさしさに包まれた会社もある。僕はそういうことはできない。やる気のないスタッフと仕事をするほど、余裕はない。