caprinのミク廃更生日記

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2007夏コミ三日目行列にみる、男性オタクの表情と服飾の特徴に関して (シロクマの屑籠(汎適所属))

http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20070820/p1

 ヲタクのファッションに文句を言うのは、まだ本人の努力しだいで改善の余地があるのでどんどんすれば良いと思うけど、正直、本人の努力ですぐにどうこう出来ない顔の作りのことまで言及されてもなあ。確かにハンサムであるなどという以前の問題で、一様にヲタクが喜怒哀楽に乏しく無表情で、子供っぽく、年輪の刻まれた経験豊かな深みのある大人の顔でないとか、それはある程度のヲタクに当てはまる事実であり、興味深い指摘であるかもしれない。しかし、自分に自信の持てない奴に「自信を持て!!」と激励したところですぐに「自信のある顔」にはならないように、顔の作りはそうそう変えられるものではない。
 ただ、コミケに行った連中を同人誌も買わずにニヤニヤしながら観察する行為は、珍獣を見に動物園に行くようなつもりでDQN秋葉原に行くのと同じ行為であり、その時、仮にあなたが「自分はあいつらとは違う」とヲタクを見下して観察しているのであれば、その行為をしている瞬間のあなたの表情もたいして褒められたものではないように思う。キモメンヲタクを全面的に擁護するつもりはさらさらないが、とりあえず「顔は止めとけ、ボディにしな」という感じか。脱ヲタを目指す者が外堀を埋めるようにとりあえず見た目のファッションから始めるのにはそれなりにワケがあるのだから。

 ま、それでも臭い奴には「ちゃんと風呂に入ってこい」と思うし、徹夜明けで目がうつろな奴には「ちゃんと寝てからこい」と思うし、ただただ企業の限定品や有名な壁サークルの同人誌だけを集めて転売するような奴には「おいおいお前のコミケの楽しみ方はそれでいいのか!?」と思ってしまうわけだが。