caprinのミク廃更生日記

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「働き方」ではなく「働かせ方」のはずなのに (背後からハミング)

http://d.hatena.ne.jp/yellowbell/20070915

たまにいますよね。「たしかにお前はよくやったが、それは皆がサポートしたからだ」とか「そんなのはできて当たり前の話であって、問題はそれにどれだけプラスできたかだ」とか言い出す上司が。
せっせと積み上げては壊される賽の河原のような職場では、成果は語れません。
もちろん、成果が語れない職場には、WEは導入できません。

■このように、ホワイトカラーエグゼンプションは、「働き方」の問題ではなく「働かせ方」の問題です。
それなのに、現在の日本版WEは、主に「労働者の働く意識」を問題にしてしまっています。
だからこそ、担当大臣が「家族だんらん法」にすれば導入できるなどと口走ったり、人材派遣会社の社長が労働組合不要論をぶち上げたりすることになるのです。
労働者がどう働くかではなく、経営者がどう働かせるかだと思えば、WE法に臨んで担当省庁は企業に何を要求するか、企業は何を整備するかという議論になって当然です。
だけど、一度見送られたにも関わらず、相変わらず立法・行政・企業にその動きはありません。ただただ、「法で決まれば現実がついてくる」と言わんばかりの野放図さです。