JVA、地デジの「コピー9回」提言に強く反対 −「映像パッケージ産業の破壊につながる」 (AV Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070920/jva.htm
「映画やドラマといった、DVDなどのパッケージ商品や有料ダウンロードで製作資金の回収を図るコンテンツにおいてビジネスモデルが破壊される」
破壊されて下さい。手元に置いておきたいほど気に入った商品は消費者自らが進んで買うが、そうでないコンテンツに関してはパッケージや梱包なんて資源の無駄。消費者はコンテンツそのものを楽しむことに対して対価を払うのであり、あなた達の旧来の手法にしがみついたビジネスモデル(ここではパッケージ販売など)に消費者は興味が無い。むしろ、こういう時にこそビジネスチャンスとして、ビジネスモデルを変えるべきだし、それをしないのは単に供給側の怠慢だ。
「コンテンツによってコピー制御の方法を使い分ける技術的可能性を追求すべき」
自分達が先頭に立ってその技術を示して下さい。出来もしない技術やコスト的に見合わない技術を「くれくれ」と駄々をこねるのは誰でも出来る。
http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20070921/p3
「コンテンツの発展を妨げる」のであれば、わかる。過当競争や独占が制限されるように、制限しないことが発展に繋がらないことも世の中にはある。しかし、「映像パッケージ産業」と言うスキーム自体を守らなければならないと言うロジックは必ずしも正当化されない。少なくとも、この反対意見において、「映像パッケージ産業」が破壊されないことがコンテンツの発展を妨げる理由は説得力に欠ける。ビジネスが破壊されるのは、ビジネス自身の問題だ。それ自体を国が保護する必然性は全くない。そんなことが簡単に認められるのであれば、家庭で気軽に見れるようになったせいで来客が減って廃業した映画館やホールに失礼だ。そして、今生き残っている映画館にも。
新しいビジネスモデルで儲けようという努力を拒否するのであれば、もはや「産業」と名乗る資格はない。「利権」だ。
ほぼ同意。
■関連リンク 【著作権】 「地デジのコピー制限9回、多すぎる!」 JVA、規制緩和提言に強く反対 (⊂⌒⊃。Д。)⊃カジ速≡≡≡⊂⌒つ゜Д゜)つFull Auto)