2007年、caprin的10大ニュースを考えてみる

　毎年恒例の10大ニュースを考えてみる。今年もいろいろあったなあ……。なお、メイン会場は『酔拳の王だんげの方』さんから『儚雪の空』さんのところに移ったみたい。
　ちなみに去年はこちら Caprin的2006年10大ニュース

■次点 [Sports] 亀田兄弟、TBSバッシング始まる

　でも、ぶっちゃけみんなはあのお猿達のお山の大将ぶりを楽しんだんじゃないの！？持ち上げて落とすのは、マスコミもネットも同じか。ただ、TBSの亀田兄弟に対する持ち上げぶりはやはり異常というか変だったよな。そのあとのフルボッコも……。と、いうか今年のTBSは捏造とかいろいろ問題が多かった。

・関連リンク亀田兄弟ニュース (SANSPO.com)
・関連サイト TBS不祥事の歴史年表
・関連動画ご立派ですねTBS (ニコニコ動画)

■第10位 [Sports] 中日なんと53年振りの優勝最終戦の落合監督の采配が議論を呼ぶネットの一部ではドアラが大人気

・ドアラ 2007_1125 神宮東中日ハウジングセンターのドアラとチアドラゴンズ　（午後4/8 ダンスショー　女子十二楽坊） (YouTube)
・Hammerでドアラ (ニコニコ動画)
・【MAD】エキセントリック○○ドアラ
・凄い勢いで踊るドアラ

　個人的には去年勝った日ハムより優勝から遠ざかっていた中日が勝って良かったよ。最終戦の山井投手も途中まで完璧なナイスピッチング。あの「完全試合になるか！？」という期待があっただけに交代は残念だったが、ツメが割れていて、もう投げられなかったみたい。そして、メジャーも経験した1億円プレイヤーの中村ノリが、中日に移籍し最低年俸600万から再起して、日本シリーズMVPを獲得するというのも良かった。ただ、最後の最後で負けたとはいえ、日ハムのダルビッシュがペナントレースも含め今年一番の投手であることは間違いない。
　しかし、ペナントレースでは優勝したのにセ・リーグの代表になれなかった巨人は本当にご愁傷様。きっと、ナベツネ会長が良くないんだよ。(笑)

・関連リンク中日優勝特集 (SANSPO.com)

■第9位 [建築] 耐震偽装の影響続く、新築建築着工、前年比70%減となる月も

　事件発覚自体は去年の話なんだろうけど、対岸の火事だったものが自分の周辺にも飛び火してきた問題なのでランク入り。まず、検査が厳しくなって初見では建築許可が下りなくなった、検査員そのものの絶対数が少ない、ルール策定の遅れ・変更など、設計・建築業界はかなり混乱しているみたいだ。うちの業界は建物が出来た後のもっと後の工程の仕事なんだけど、それらが先に進まない以上、仕事が始められないので現在もろに影響を受けてるよ……。外資が日本から資金を引き揚げるという意味でサブプライムローン問題とのダブルパンチだ。
　これからは建築以外の左官屋、弱電、家具・インテリア販売とかもっと広い範囲に影響を及ぼしていくはずで、この問題はまだまだ長引きそうだ。お役所が法律をただ厳しくしただけでは駄目で、根本的なところではなんにも解決していないんだよなあ……。3階建ての家も建てにくくなったって、本当！？

・関連リンク耐震強度の偽装問題 (Yahoo!ニュース)

■第8位 [ブランド] NOVA経営破たん、他にも相次ぐブランドの消滅やブランドの危機日本企業は本当に大丈夫なのか！？

　駅前留学NOVAの経営破たん、カメラメーカーの雄PENTAXもHOYAによる買収でPENTAXブランド消滅の危機、事業ごとに切り売りされる三洋ブランドもアップアップ状態か。長い間、築き上げたブランドもなにかの拍子で一気に傾く時代、日本企業もまだまだ再編が続く。
　しかし、個人的には、NOVAなんかだと社長の態度や経営に問題はあったとはいえ、完全に潰すまでの必要があったのかどうかはいまだ疑問が残る。今回は、お金を払った受講者だけでなく、日本に来て働いている外国人講師達にも迷惑をかけているからなあ。

・ＮＯＶＡ問題一覧 (yomiuri online)
・ＨＯＹＡとペンタックスの合併、「カメラ部門は現状どおり存続」 (IT-PLUS)
・三洋電機、家電部門を解体 (Slashdot)

■第7位 [Food] 食品偽装不二家、赤福、船場吉兆、白い恋人揺れる食品業界

・「不二家の不祥事」を繰り返す日本人の体質 (日経BP)

・正しい「もったいない」精神を　老舗「赤福」の不祥事に考える　安原和雄 (日刊ベリタ)

・「白い恋人は不祥事発覚後もファン層から支持」 (CNET Japan)

・船場吉兆〜汚されたブランド〜 (FPN)
・関連リンク吉兆が謝罪会見で腹話術を披露 (移譲記章)

　賞味期限を偽るなど、『食の偽装』は雪印よりも前からいろいろあったけど、今年は特に多かった。TV番組の『あるある大辞典』のデータ改ざんから始まってミートホープ、不二家、赤福、船場吉兆、白い恋人の日付偽装などなど。ただ、もちろん不正は正されるべきだけど、賞味期限品を売っていただけで、会社が必要以上なペナルティを受け、それが原因で会社が潰されるのもちょっと行きすぎな気がして怖い。雪印の頃と違い、今年の偽装の多くは消費者に実被害はまだ出ていないのだから。それが例え悪質なやり方だったとしても中国の段ボール肉まんよりはまだマシな気がする。えっ、そういう問題ではない！？

■第6位 [Car] スカイラインGT-RがNISSAN GT-Rとなって復活でも、ガソリン高などで日本の車業界は苦戦が続く

・世界一のスーパーカーを開発せよ日産の旗艦車種「NISSAN GT-R」開発チームの挑戦 (NBonline)

・試乗レポートスバルインプレッサ WRX STI (carview)

・試乗レポート三菱ランサーエボリューションⅩ (carview)

　車業界といえばこれが一番のニュースかな。単一車種スカイラインの最上位から日産ブランド全体の最上位スポーツカーとしてGT-Rが復活。まあ、それだけにお値段も777万円からと一般庶民の手に届くものではなくなっていた。そりゃ、同等の運動能力を持ったポルシェ*1 からしたら、半額で買える値段なんだけどさあ……。つまり、昔は車好きのお父さんが頑張ればなんとか手の届く範囲の憧れの車だったのが、今や他にもフェラーリやベンツを持っている金持ちが「ああ、このクオリティでこの値段は安いな、1台買っておくか……」みたいな車に成り下がってしまったと思う。でも、現実をみればこれは嫌味でもなんでもなくて、メーカーの想定するメインターゲット層は、子育てが終わって金銭的に余裕のある団塊の世代だし、ディーラーが積極的に販売攻勢をかけている場所は家の敷地に何台も車のある所だけらしいからね。

　あと、今年開催された東京モーターショーでは、NISSAN GT-R、MITSUBISHI ランエボX、SUBARU インプWRX STiが相次いで発表され、日本のスポーツカーが復活の狼煙を上げた年となった。ワンボックスやミニバンなどの実用性重視の車ばかりだとやっぱりおもしろくないもんね。
　ま、それでも普通の人はFit、Vitz、Demioみたいなコンパクトカーか軽を買うのが今のトレンド、そして、若者はそれさえも買わなくなってきたらしいのだが……。

■第5位 [政治] 安倍首相突然の辞任「消えた年金」というより「消された年金」問題や相次ぐ取り巻き大臣などの不祥事にボクちゃん本当に嫌になっちゃった！？

　安倍ちゃん、社保丁の年金不祥事や大臣の辞職、小泉の負の遺産を抱えて大変だな〜と思ったけど、さすがにあんな辞め方で終わるとは思わなかった。周りが誰も協力しなかったのがいけなかったのか、単にタイミングが悪かったのか。しかし、後継の福田首相になってからは安倍首相の時の問題が少しも解決していないのにあらゆるものが大増税と国民ばかりに痛みが負わされる状態に。消費税値上げもいよいよ近い！？まずは、公務員の血から見せてみろっ！！

■第4位 [Game] 次世代ゲーム機戦争正念場の1年 Wiiの発売によってついに次世代ゲーム機が出揃う。Wiiの一人勝ちのように見えるが……。

　果たして今年のPS3のコケっぷりは見る者の涙を誘ったのか、それとも失笑を買ったのか！？ SCEIはPS2の独占状態からみるとまさに悪夢の1年といえよう。単に販売台数だけを見るとWiiが一人勝ちのようだが、ファミリー向けのそれは自分にとってやりたいゲームが少なかったりするし、今年、一番遊んだのは間違いなく日本では負け組のXbox360だったりする。据え置きゲーム機は三国志みたいに三つ巴状態が一番良いのかなあ！？どちらにしろ買ってしまった以上、自分は最後までPS3を応援するぞっ！！

・関連リンク IKaのマホ釣りNo.1さん今年1年楽しませてもらいました。すりーさんが不憫でかわいいんですよ。
・P.S.すりーさん第01話〜第33話 (ニコニコ動画)
・P.S.すりーさん第34話〜第69話

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