caprinのミク廃更生日記

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EUで音楽の著作権保護を95年へ延長する提案がなされる (スラッシュドット・ジャパン)

http://slashdot.jp/articles/08/02/19/0150250.shtml

 今回はEUの話なんだけど、売れなくなった一発屋アーティストの老後なんて知らんわ。そのアーティストの遺族やアーティストの取り分を中間搾取する音楽やくざの老後なんかさらに知らんわ。例えば、ポール・マッカットニーなんか芸歴45年以上(恐ろしいことに50年経っても一線で活躍していそう)でもまだ一線でやっているし、ぶっちゃけビートルズの素晴らしい楽曲はすでにそのメンバーのモノだけではなく、あらゆるところでリスペクトされ新しいアーティストの血と肉となって受け継がれている。クラシック楽曲のように本当の名曲は著作権から解放される方が文化的には絶対いいと思う。

 なによりこういう延長を望む人達って、「アーティストを守る=文化を守る」を免罪符にアーティストよりもアーティストに群がっている人達が声高に叫んでいる場合が多い。あんた達が守りたいのは、文化じゃなくて自分達の取り分だろうと。著作権を本当に保護したいなら、アーティストにもっと金を払ってから言え。
 また、これから日本でも、絶対「EUでもそうなったから日本でも海外に合わせよう」という話が出てくるだろうが、まずはCDの料金とかを欧米に合わせてから言えよ。さらにそんなにアーティストが大事ならギネスにも乗るという『およげたいやきくん』をヒットさせた子門真人の受け取った額が5万円とギターだけだったというのも変な話だ。だって、CDを売っているポニーキャニオンはこの楽曲でまだ儲ける気マンマンなんだろ!?


■関連リンク ギネス認定記念で復活!「およげ!たいやきくん」CDで再発売 (MSN産経)

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/080220/msc0802201437002-n1.htm