caprinのミク廃更生日記

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子どもポルノ (同人用語の基礎知識)

http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok6_porno.htm

 「日本ユニセフ協会」 や 「ECPAT/ ストップ子ども買春の会」などが、児童ポルノに先進的な取り組みをしているとするスウェーデンの駐日大使館で 2007年3月29日に開催した「子どもポルノサイトの根絶に向けて〜スウェーデンブロッキングの取り組みと日本の課題〜」 と題したシンポジウムでは、「児童ポルノアニメ」ではなく、正しくは 「子どもポルノアニメ」です、と主張しています (ちなみに スウェーデンの人口 10万人あたりの性犯罪発生認知件数は、カウントの方法が他国と異なっていること、国民性からくる暗数 (泣き寝入りなどで表に出ない数)の違いもありますが、およそ日本の 10倍以上です。

 治安の良くなったニューヨークの犯罪への取り組みを日本はもっとマネしようという運動が盛り上がったことがあったが、これに妙に似ている手法だと思った。もちろん、当時の市長のジュリアーニ市長の手腕は素晴らしかったし、犯罪率が半減した事実はたたえられるべきだけど、それはあくまでもニューヨークの犯罪率がアメリカの平均並みになっただけであり、銃犯罪なんかでいうと日本の10倍の発生率というのには変わりがない。それなのに今のニューヨークと比べてもまだまだ極犯罪率の低い日本が、「先進諸国はもうそうなっていますよ」という甘言でそのままその手法を取り入れるのには、当時もかなりの違和感があった。
 日本ユニセフは、「先進諸国のポルノ規制はもっと厳しいですよ」と言うが、果たしてレイプ犯罪の多い国のマネをそのまま取りいれていいものだろうか!?

 ところがこうした創作物を含むあらゆる 「子供っぽい」 キャラが登場する作品の規制を目指す日本ユニセフ協会ECPAT/ ストップ子ども買春の会では、他国が 「児童虐待の結果、初めて作ることができる児童ポルノ」「児童虐待の成果物としての児童ポルノ」を被害者となる児童の人権救済のために禁止しようとしている中、ほとんど独善的で宗教的な 「道徳」 でもって 「被害者がいない」まま断罪し、まるで 「自分たちが不快に感じるポルノ」 の全てを抹殺することを目指しているかのようです (日本ユニセフは 「根絶」と表現しています)。 被害者が存在しえないマンガやアニメを規制するということは、「児童の人権救済」 や 「被害者の救済」などが主目的でないのは明白でしょう。

 「日本ユニセフ協会」 や 「ECPAT/ ストップ子ども買春の会」 は、「子どもポルノ」の定義をなんら明文化せず、「アニメや漫画、ゲームなどで児童を性的に描いたもの」 というあやふやな主張を繰り返しています。 なぜ「実在の人物がいるもの」 とか、あるいは創作物を含めるとしても、「性器を描写したもの」 とか 「性交を行っているもの」とか、はっきりと基準を明確に決められないのでしょうか。 まるで「明文化、数値化できる基準ではなく、私が見て不快に感じたら、とにかくそれがダメなのだ」 とでも云っているかのようです。