caprinのミク廃更生日記

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Perfumeが1位獲得!YMO以来約25年ぶりの快挙 (ORICON STYLE)

http://www.oricon.co.jp/news/confidence/53959/full/

 Perfumeは、「すごーい!!ずっとがんばってきた甲斐がありました。今まで大勢の方に支えられ、協力してもらい、あきらめないで応援してくれた方達がいて、本当に嬉しいです。昔は99位に入っただけでうれしくて『oricon style』を5冊も買ったのに、それが今回は自分たちのCDが日本で1位なんよね!!本当にありがとうございました」とコメントを寄せている。

 テクノユニットかアイドルユニットかということはさておき、デイリーに引き続き、ウィークリーでもPerfumeが1位を取ったことに喜びたい。CDの売れない時代に15万枚は立派だ。


■関連リンク テクノポップユニット・Perfumeが週間1位、15万枚を売り上げる快進撃! (The Natsu Style)

http://blog.livedoor.jp/ustan777/archives/51280099.html

 初日のデイリーチャートでは初登場1位を記録し、スタートダッシュは好調だった。ところが、ずっとPerfumeが勝っていたと思われた1位争いは、実は上のグラフに示したように、2日目でHYに逆転を許していたのだ。これはHYがインディーズ作品であることから、流通の関係で指数に見えない部分の売上が存在していたため。Perfumeは2日目でHYに逆転され、3日目までは3000枚ほどリードを許す展開だったのだ。
 これがひっくり返ったのが4日目。品切れ店舗での売上補充が追い付いたためと見られる売上アップにより、HYを一気に抜き去って再び1位に浮上。累積でもHYを抜き去った。残りの2日間もデイリーでHYを下し、逃げ切りとなったのだ。このことを考えると、金曜付に回復しなかった場合は1位を逃していた可能性もある。逆に、金曜付のアップがPerfumeに1位獲得をもたらしたと言っても過言ではない。
 最終的にはPerfumeが15.4万枚、HYが15.1万枚となり、両者の差は3000枚差であった。ゆずは10.3万枚に終わっている。

 かなり僅差の勝負だったようだ。


■関連リンク 快挙!Perfume「GAME」がウィークリーランキング1位 (ナタリー)

http://natalie.mu/news/show/id/6716

 ナタリーの更新の朝は早い。


■関連リンク Perfume、アルバム・チャート1位獲得で本格ブレイク (リッスンジャパン)

http://listen.jp/store/musicnews_23582_all.htm

また、タイアップ曲満載の本作だが、さらにM-10「Butterfly」にもタイアップが決定した。株式会社バンダイナムコゲームスより5月29日(木)に発売が予定されているニンテンドーDS用ソフト『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』のTV-CM・店頭用PVとして「Butterfly」が使用される。

4月25日(金)TBS系列『マクロスF』を皮切りに、『無限のフロンティア』第2弾TV-CM「Perfume篇」がバンダイナムコゲームス提供枠で順次 OA予定。さらに楽曲を使用した第2弾PVは4月23日(水)から全国6,300店舗で公開される予定なので是非お見逃しなく!


◆関連ラジオ そして、来週はゲストに「パフューム」が、遊びに来てくれます! という訳で、「パフュームへの質問」などもドシドシ送ってくださいね! (81.3 FM J-WAVE : 木村カエラ blog : OH! MY RADIO)

http://www.j-wave.co.jp/blog/ohmyradio_tue/


■関連ネタ Perfume 人気は「やらせ」 (Anonymous Diary)

http://anond.hatelabo.jp/20080422085449


■関連ネタ Perfumeゴリ押しにマスコミへき易 (Anonymous Diary)

http://anond.hatelabo.jp/20080422153416


■レビューリンク エレクトロじゃないほうでお願いします! (ついうっかり感想文)

http://d.hatena.ne.jp/hiccough/20080421/1208748545

エレクトロっていうジャンルの中で優れてるかどうかっていう議論があるのはわかるし、優れてないっていう指摘も心情レベルでは同意する方です。が、そのジャンルで優れていたとしても、多分あまり満足できないんだろうなぁ。

中田ヤスタカさん。どうぞできればポップスの土俵の上でPerfumeを展開してください。お願いします!

あと言うまでもないことですが「GAME」はあらゆる意味で傑作だと思います。駄作などと否定しているわけではありません。ただ全ての曲がポリやBCLやマカロニやチョコディスやTSPSと同じ方向性で同レベルだったら、僕にとってはまさに生涯の「神盤」になった、そして中田ヤスタカはそれを作りえたと思うからこそ、残念だと思わずにいられないのです。まぁ、一ファンの我儘であります。

 あ〜、自分はむしろ逆でエレクトロ色が強いから、ヘビーローテに耐えられるかと思ったんだけど。チョコディスとかシングルカットとしてはキャッチーで聞きやすくていいのだけど、アルバムとなった時点で同じ傾向のチョコディスみたいな曲ばかりが続くと、その名の通り甘ったるすぎて胃が(耳が)もたれてしまう。
 あと、自分的には中田ヤスタカがそれほど多くの引き出しを持っているとは思っていなくて、中田ヤスタカが本気で作れば作るほど「capsule」になってしまうところをボーカルの3人組がどう彼女達の色に塗り替えてしまうかが、中田ヤスタカ×Perfumeの楽曲の肝だと思う。今回のアルバム「GAME」のさじ加減が難しいのは、その化学反応がどうなるか中田ヤスタカにもまだよく分かっていないからではないだろうか!? そして、自分は、中田ヤスタカが女の子を使って好き勝手に遊んでいると思ったら、いつの間にかその女の子に食われる瞬間が見たいのである。悪趣味かな!?


■レビューリンク Perfumeの「GAME」とその魅力 (深町秋生の新人日記)

http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20080417

それにしても実はPerfumeの歌は暗い。

暗いというほどではないが、少なくともまばゆい明るさはない。曲調もどこか陰りがある。そういえばCDジャーナルの対談で近田春夫氏は「ボーカルの声は暗い」(褒め言葉)と言っている。

Perfumeの曲には、アメリカンな感覚があまりない。「無限な自由が広がってるぜ。フロンティアスピリットで行くぜ。イエーイ」みたいな無邪気さ。あと「ああ、恋愛ってすばらしい。盲目的にあなたが好き! 二人でいれば永遠に幸せ!」みたいな恋愛に絶対的なものを見出したりもしていない。けっこう閉鎖的で醒めていて、翻弄や脆弱、それに不信とか諦念が感じられる。どの曲も幸福感は漂っているものの、簡単にそれが消失してしまいかねないような脆さや先の見えない未来への不安がよこたわっている。

これが中田ヤスタカ流の計算に基づいているのか、それともガチなのかはわからないし、歌詞なんてのは、読み手がいくらでも勝手に解釈できるものでもある。ただ一つはっきりといえるのは、欲求不満な人間の音楽だということだ。

私は満たされている人間の音楽には興味がない。意図的にそうしているわけではなく、自然と不満や怒りや不安や嫉妬や絶望が漂う欲求不満な人間の音楽ばかりが勝手によってくる。ポップスにしろロックにしろテクノにしろ、やっぱりどこかひっかかりのある暗さや陰りがあるものにひかれてしまう。

このPerfumeに漂う先の見えない不安と儚さが、今のファンの飢餓感を煽り、熱狂させているのだとも思う。これは中田さんにも思うことで、今や日本音楽界の寵児ともいえる存在になってはいるが、5年先どういう音楽を作っているのかまったく想像できないし、perfumeにしても「とにかく今見ておかないとやばい」といったような刹那的な感じをどうしても覚えてしまう。ライブにしろ楽曲にしろグループ自体の魅力にしろ、とにかくすばらしいの一言なのだけれど、常に「これから先どうなるんだろう」という不安と期待がいつも同居している。(まあアイドルとはそういうものだろうけれど)

 ああ、満たされている人はPerfumeを聞かないというのは、なんとなく分かる。


■関連リンク Perfumeのニューアルバム「GAME」。 (村崎浩史の歩いたところ、感じたところ。)

http://blog.livedoor.jp/huraibow1980/archives/51120292.html

 プロ中のプロとは彼女たちのことです。DVDを見ると、「私も街頭演説しなきゃ」という気持ちにさせられます。やたら、元気が出るんです。何のことやら、わからない方で、キャンディーズ好きで、テクノサウンドも好きという方は、騙されたと思って聴いてみてください。

 街頭演説にどう繋がるのかよく分からないけれど、とにかく「GAME」が気に入ったことだけは分かった。


■レビューリンク 『GAME』はポップス史に残る名盤。 (FREE TIBET - KINDの日記)

http://d.hatena.ne.jp/KIND/20080420