「長野聖火」の逮捕者「実像」 伝えない日本メディアに勝谷苦言 (J-CAST テレビウォッチ)
http://www.j-cast.com/tv/2008/04/28019545.html
勝谷誠彦の「スッキリタイムズ」は、産経新聞の大阪にだけ載ったという記事を紹介した。4月26日の長野での聖火リレーで、福原愛ちゃんの前に飛び出した男性、各社の報道では台湾籍の男性とだけ伝えられたが、実は亡命チベット人だった。
タシィ・ツゥリンという38歳。「日本のメディアは、よく取材しなかったのか遠慮したのか」と勝谷はいう。
同紙によると、1959年に中国がチベットを併合した際、父が死刑の判決を受け、処刑の前日に脱走してインドに亡命した。この男性はそこで生まれ、現在は台湾に在住。
勝谷は「彼は聖火を妨害しようとしたわけじゃなくて、チベットの国旗をカメラに向けたかっただけ。捕まったのはしょうがないが、どういういわれかを伝えておきます」と。
さらに「何かあったときに、東京都心が赤い旗で埋められる可能性があることがわかった。そして、かなりの日本人が中国人に暴行を受けているんだが、日本の警察は一切中国人を逮捕しなかった」とも。
あの赤旗はたしかに不気味だった。