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橋下知事へ「府職員も大阪府民やで!人件費カットで誰が笑えるねん!ほんまに大阪がよくなること考えて行動してや!」 (JanJanニュース)

http://www.news.janjan.jp/area/0806/0806038608/1.php

 私たちの給料はけっして高くありません。賃金はここ数年凍結したまま上がらず、むしろカットされることばかり。住宅ローンや、幼い子供のいる職員は保育料がかさみ、高校、大学に娘や息子を通わせる親は教育費が毎月大きな出費となり重く両肩にのしかかっています。

 知事が145万円も給料もらっているのと大きく違います。手取り、34.5万円ほどの給料で家族を養っている私たちが、一体どれだけ贅沢なことができると思ってはるのですか。

 養育費とか言ってたら、橋下知事なんかも子沢山でこの人よりは大きな出費しているだろう。自分らだけが住宅ローンや教育費の出費で苦しんでいると思っているのか!? だいたい大阪府のトップである知事と一介の公務員先生とでは給料が違って当たり前で、自分の感覚からすると「大阪トップである知事なのにこんなに給料低いのか……」なんだが。特に橋下知事に関していえば、本業の弁護士と芸能活動を続けれいれば、年収は億を下らなかったはずであり、それをなげうっての知事就任だからね。
 ところで、この人、何歳くらいなんだ!? 30歳前後で、破たん寸前の企業がこれくらいだったら十分もらっていると思うけどなあ。公務員は月収だけでなくボーナスもきっちり出るし、他にもお手盛りな手当てとかいろいろあるから、トータルにしたらそこそこ良い年収になりそう。そりゃ、民間の勝ち組企業にいる人からしたら決して多い額じゃないのかもしれない。でも、あなた達は5兆円という途方もない額の借金を背負った超負け組団体にいるんだよ、公務員はリストラされないからって、その事実は変わらないの。

 当選当初、若い職員と話し合いをする知事の姿がテレビ放映されました。その時、若い女性が「私たちがどれほどサービス残業しているのか知事は知っているのですか」と切りこんでいました。この女性は後日配置換えになり今はどこで仕事をされているかわかりません。

 確か、この人、サービス残業がどうこうとか言っていたが、本人は「私はサービス残業はしません」とかほざいていた活動家だろ。今どこ行って何をやっているのか、本気で知りたい。

 私たちの教育現場でも、このサービス残業や土日出勤はあたりまえのようにあります。今の給料が保障されなかったらどうなるのでしょうか。公務員は国民全体の奉仕者ですから、アルバイトやサイドビジネスが原則禁止されています。職員の不正や不祥事は最低生活ラインを守っていかないと防止できません。

 アルバイトがダメだから、「裏金をプールしてもしょうがないんです!!」っていう発想なのか……。サイドビジネスに色目を使う前に、本業をしっかりやれ。

 やる気をなくし、生活防衛のために、現場の職員が「こんなことやってられへん」となると、今、中学生があたりまえと思ってしているクラブ活動はほとんど廃止に近い状態となります。

 放課後、社会教育として、そういった活動がおこなわれていない大阪に、放課後目的なくたむろす中学生がどれだけ増えるでしょうか。お金のある家庭はスポーツ教室や塾に行かせることも可能かもしれません。それこそ、府民に大きな負担を背負わせます。

 子供をダシに自分らの人件費維持を主張するな。

 橋下知事は各家庭の経済力に応じた教育をと高校助成金について言っていましたね。義務教育もこれにならえですか。また、彼のPT(府改革プロジェクトチーム)の財政再建プログラム案では、6月で旅費はストップです。たいていの中学校では授業をしていない夏季休業(生徒のみ)に翌年の修学旅行の下見に行きます。こういった費用まで削減されると翌年の修学旅行は実施不可能です。

 修学旅行の下見なんか行かんでええわ〜。

 先のことを考えずに府職員の希望や、やる気を奪う削減案しか出せない橋下知事とPT案作成委員会の幼稚さに憤慨するばかりです。タレントという知名度だけでは大阪は背負われへんのやなぁと知事選当選当初の橋下さんの顔がだんだんくすんで見える今日このごろです。

 知事がほんまに大阪の「にんげん」やったら財政再建は、身内を仇討、斬首する戦国時代の大名みたいなことせんと、経済立て直すための大阪の商売どうするのかを本腰入れて考えてもらいたい。

 大型プロジェクト不振のつけを人件費で解消しようなんて方向違いです。そっちのほうを先にどうにかせなあかんのとちがいますか。大阪がよくなること、窓口になる大阪府の職員がいきいきした笑顔で働けること考えて行動してください。

 なんか違う気がする。財政再建をするために府民にいろいろ痛みを伴うことを強要する前に、まず公務員がその痛みを分かち合おうという話じゃないの!? どうもこの人の考えは世間とはズレているなあ。


言及リンク 大阪府職員の甘えた考え。手取り34.5万円は薄給 (デジタルマガジン)

http://digimaga.net/society/200806/salary-of-the-public-employee-no-cheap.html

 手取り34.5万円。この額は私のように民間で働いている庶民からすると、とてつもなく羨ましい額です。手当などを含めると年収は額面で700万円にはなるでしょうか。しかも、これでリストラの心配はありません。対して民間では平均年収400万円、リストラはもちろんありますし、会社が倒産すればそこでおしまいです。

 大阪府は今、倒産しようとしています。しかし、職員は人件費の削減に反対です。私はそこに「甘え」があると感じています。――自治体は倒産することはない。この甘えが自分たちの保身しか考えない今の府職員たちを作り上げています。

 給料が不満ならやめてしまえばいいのです。どうぞ転職して下さい。あなたに手取り34.5万以上の能力があるのであれば、民間は喜んでその額を支払います。だから、どうぞ退職して下さい。大阪府は沈もうとしている船です。その船の乗員が、水を汲み出しもせずに自分たちを助けろとばかり叫んでいたら船はどうなるでしょうか?

 そんな簡単なことも分からず、声高に給料、やる気、待遇と叫ぶ大阪府の職員たち。目先の金にばかりとらわれて、全体が見えていません。今、少しの削減を飲むか、それとも3年後の夕張市のような状態を飲むか。あなたたちはその選択を迫られています。


■関連リンク 橋下知事へ「府職員も大阪府民やで!人件費カットで誰が笑えるねん!考えて行動してや!」 (アルファルファモザイク)

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51307681.html