caprinのミク廃更生日記

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つまり、今回はトヨタの使い捨て奴隷が第三次オイルショックをきっかけに単身で反乱をおこした事件です。 (はたようくごっこ)

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ひとことで、これは第三次石油ショックの象徴的事件で、原因として石油の高騰があります。直接のきっかけとなった事柄はトヨタ自動車工の解雇。リストラとよばれる人員整理、形式上は派遣契約の打ち切りですが、平たく言うとアメリカが戦争して原油高政策をおこなったので、日本人工場労働者がクビになったという構図です。テロリストの所属は報道でごまかしてるような部品の塗装ではなく、国の基幹産業である代表的日本車の組み立てです。彼の勤務先である関東自動車の事業紹介には「私たち関東自動車工業は、トヨタグループの中核を担う開発・生産拠点として乗用車を中心としたトヨタ車の開発・生産準備・生産を行っています。」とあり、会社の株式の過半数トヨタ自動車本体が所有しており、下請けではなく子会社、いわば日本の屋台骨。関東自動車は下請け会社という弱い立場ではなく中枢企業、ものづくりとして最大手で影響力のあるトヨタ直轄会社です。つまり、今回はトヨタの使い捨て奴隷が第三次オイルショックをきっかけに単身で反乱をおこした事件です。あまりにわかりやすい事例なので今後海外の教科書には間違いなく"maji-gi-re"の症状として載るとおもいます。(この投稿についても他人の書けない不謹慎なことしか書く気ありません。)死亡者7人で世界をまきこんだと仮定するならおそろしいほどのコストパフォーマンスです、さすがトヨタ工員!

やはり外的圧力による仕込みなんじゃないかとも思えるくらいタイムリーかつ鮮やかな大惨事です。実行犯はルール無視の殺人鬼には違いありませんが、石油利権や労働力搾取にNOをつきつけ、身勝手ではあるにしても心の奥底では社会の「CHANGE」を強く願ったのだと思います。今回ばかりはミリタリーゲームやエロゲーのせいではありませんよ。ゆがんだ社会構造、労働力搾取システム、もっといえば現行の資本主義に問題提起しています。方法は間違っていますがそのように行動した。このままじゃいけないという不安の崖っぷちで起きるべくして起きた暴走でしょう。樹海で死んだり、硫化水素で巻き添えくらわすよりは真っ向勝負で、考えさせられる事件です。動機は短絡的マジギレとはいえ「俺はのたれ死にたくないから人を殺す」ですから。原始的ですが、人間的な人殺しです。どうせならプリウスで突っ込めば完璧だったのにな、トラックのほうが大きいから大量に殺せるっていう算段の甘さがこの人間の弱さでしょうね。目的に対してストレートすぎるから人を殺してしまうんだ。人間を動かすには、そいつの苦痛や不利益を認識させるところからやって、段階をふんで誘導しないと。人の嫌がることを出来る人間こそが社会を動かせる。

 ダガーナイフよりもレンタカーよりもプリウスが殺人の凶器になっていたら、TOYOTAにとっては大きなダメージだっただろうなあ。プリウスが「エコ」ならぬ「エゴ」な道具になったわけだ。しかし、本当にサバイバルナイフについて規制を厳しくするというのなら、車に関しても規制をかけろ。