caprinのミク廃更生日記

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最高の夜!最高の世界一!WBC日本代表・侍JAPANが連覇達成の巻。 (スポーツ見るもの語る者?フモフモコラム)

http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/52199226.html

 いつも笑わしてくれるフモフモコラムだけど、今回は本気で感動したっ!!

そんな多くの想いが、信じる力が、野球の神様をも突き動かしたのです。9回裏、あのままダルビッシュがゼロで抑えていれば、イチローの最終打席はありませんでした。10回表、代打・川崎が手堅く犠飛を打っていれば、イチローのあのヒットは価値を半減させたでしょう。もしイチローの次に控えるのが中島でなければ、この試合も2安打を放ち、粘りに粘って四球を選ぶ技も身につけた、あの若武者が控えていなければ120%イチロー敬遠の場面でした。そして、あの場面が二死で無かったなら、犠飛スクイズ・内野ゴロで1点を絞り取る攻撃を、日本ベンチは指示していたでしょう。

イチローが戻ってきたんだなぁ…としみじみ思いました。イチロー抜きでも今大会の日本代表は強く、ほぼ優勝を決めていました。2013年の第3回大会では、おそらく現役を退いているであろうイチローを頼る必要はないでしょう。だから、今回も最後にイチローにオイシイ場面をあげなくてもよかったのかもしれません。でもでも、やっぱりイチローと一緒に勝ちたいじゃないですか。あの高慢な戯言を聞きながら、勝利を噛み締めたいじゃないですか。「僕は何か持ってますね」と言い放つイチローに、「あー、持ってるよ!知ってるよ!」とツッコミたいじゃないですか。勝てばもちろん嬉しいですが、イチローと一緒なら、何倍も嬉しいじゃないですか!

試合後、原監督は「イチローのセンター前は生涯忘れない」と語りました。僕も同じ思いです。この試合を見たファンも全員同じ気持ちでしょう。でも、本当にこのヒットを生涯忘れられないのは、イチロー本人でしょう。あの1本は、自分の力だけでは打てなかったヒット。仲間が作り、仲間がつなぎ、仲間がくれたチャンスが、あの1本を打たせたのです。ゴロキングを支えながら決勝まで勝ち上がり、皆がイチローをヒーローにしてくれたのです。優勝の手前で「早く来いよ」「イチローさん遅いっス」と手招いてくれたのです。


■関連リンク 結末をさらったイチロー「壁を越えた」 (スポーツナビ)

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/wbc/2009/text/200903240006-spnavi.html

 目を閉じれば、イチローがゆっくりと打席に入り、打ち返した打球がスローモーションでセンターの芝生の上に落ちる様が鮮明に浮かぶ。
 これまで何打席とイチローの打席を見てきたが、あれほどまでにしびれた8球はなかったかもしれない。
 あの時、かすかに震えを感じていた。それは、寒さだけではなかったはず。打った瞬間、鳥肌が立った。
 イチローはよく、「野球には流れがある」と話す。そしてそれは、「なかなか止められない」とも。
 その視点からこの試合を俯瞰(ふかん)すれば、あの場面、日本は流れを手放しかけていた。


■関連リンク 【WBC】イチロー「『侍』がプレッシャーだった。『私、アイドルなの』といいながらかわいくないと困るのと同じ」 (MSN産経ニュース)

http://sankei.jp.msn.com/sports/mlb/090325/mlb0903250835000-n1.htm