caprinのミク廃更生日記

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グーグルが中国のハッカーを逆ハック (Gizmodo Japan)

http://www.gizmodo.jp/2010/01/googlech.html

それによると先月、中国から何者かがGmailアカウントに侵入する気配を本社勤務のエンジニアたちが察知し始めた段階で、グーグルは直ちに「極秘の反撃」を開始したのだそうです。

ソースと思しき台湾のコンピュータへのアクセスを確保し、マシンの中を覗いてみると、グーグル以外にもアドビ、ノースロップ・グルマン、ジュピター・ネットワークスなど少なくとも33社が同じ攻撃を受けた形跡が見つかりました(ポストはダウ・ケミカル含め34社と人権団体、シンクタンクと報道)。そこで米国の諜報・捜査当局に通報し、中国本土および政府の関与を裏付ける証拠固めに共同で取り掛かりました。

中国は今年日本を抜いて世界第2位の経済大国になると言われてるし、この大事な局面で騒いで政府に睨まれたくないという台所事情もあるんでしょうけど、やはりソースが特定できない最近のサイバー攻撃の厄介な面も対処が腰砕けとなる要因になってる模様です。

 おもしれえ、本気で小説とか作れそうな話だな。「中国のハッカー」VS「Googleギーク」なんて、「アメリカのヒーロー」VS「ロシアのスパイ」みたいに映画とかで使い古されたシチュエーションよりかなり燃える。


■関連リンク Google が中国における検閲拒否で撤退も示唆 (japan.internet.com)

http://japan.internet.com/wmnews/20100114/12.html

「中国における事業を見直すという決定は非常に困難なものであり、広範に影響を及ぼす可能性があることも認識している。今回の動きは米国本社が進めているもので、今日まで Google.cn の成功に向けて大変な努力を投じてきた中国の当社従業員は今回の件について知らされておらず、これに関与もしていないことははっきりさせておきたい。当社は、提起されているきわめて困難な問題を解決するため、責任を持って取り組む所存だ」


■関連リンク MicrosoftGoogle への攻撃に IE の未対応脆弱性が使われたと確認

http://japan.internet.com/webtech/20100116/12.html

Google の中国事業問題で、同社とおそらくその他20社以上を狙った攻撃の存在が公になり、この攻撃が人気 Web ブラウザ『Internet Explorer』(IE) の多くのバージョンに存在する未対応の脆弱性を利用したものだとの指摘が出ていた。そして Microsoft は14日、この指摘を認めた。