caprinのミク廃更生日記

初音ミクやVocaloid、ゲームやアニメのニュースサイト

Chosun Online | 朝鮮日報

 中国人の米国に対する反感は想像以上だった。特に最近、米国のアジア復帰政策に大きな脅威を感じているように感じられた。中国側の専門家は米国が韓日との既存の同盟関係を強化し、ミャンマーベトナムなど新たな友好国と連帯して、中国に圧力をかける現実に不安を隠さなかった。彼らが「米国が中国脅威論を誇張し、アジアで軍事力を増強することで、中国を封じ込めようとしている」と強く主張した。


 一方で「中国の隣国は中国とこれだけ密接に結び付いているのに、なぜ心理的、政治的に中国に反感を持つのか」という悩みも明かした。討論は堂々巡りとなった。韓米同盟と北朝鮮問題がその原因だ。中国は米国と同盟関係にある韓国を信じられず、韓国は北朝鮮をかばう中国を信頼しにくい。中国は「米国と距離を置く韓国」を望んだ。中国側出席者は、韓半島朝鮮半島)の統一が米国の介入なしで実現するならば喜んで支持すると述べる一方、「米国はパートナーシップを重視すると言いながら、韓国をパートナー扱いしていない」とも述べ、ひそかに離間策も講じてきた。


 とはいえ、米国では最近、アジアで対中国連合勢力を結成する際、韓国を除外しようという話も出ているという。どのみち韓国は中国に接近する可能性が高いため、最初から韓国抜きで、オーストラリア、日本、フィリピン、ベトナムミャンマー、インドなどと結び付くべきだという主張だ。一見して、米中が対立する状況下で、韓国の戦略的、地政学的な価値が高いようにも見えるが、双方から信頼されずにいじめられる微妙な状況にあるようにも思える。