caprinのミク廃更生日記

初音ミクやVocaloid、ゲームやアニメのニュースサイト

逮捕情報の事前漏洩【遠隔操作ウイルス事件】 | ヤベラボ(モトケンブログ 3rd)

 遠隔操作ウイルス事件では、4人が誤認逮捕され、そのうち2人は虚偽自白までさせられていたのであり、警察・検察の捜査に対する信頼は地の底にまで落ちていたのですから、信頼回復のためには真犯人検挙が絶対に必要だったはずです。


■関連リンク PC遠隔操作容疑者逮捕前に警察が情報漏洩していたことについて 国家権力を使った晒し上げ - ガジェット通信

そんなPC遠隔操作事件容疑者逮捕の情報が事前に漏洩していたのではないかとネット上で囁かれている。今回の逮捕は深夜となったが、その少し前に某メディアが報じていたり、前日の日付の時点で容疑者の写真を撮影していたりと時系列的な矛盾が生じる。情報漏洩がおこなわれていれば違法行為であり、また特定媒体にする便宜供与に相当する大変な問題である。

 今回の逮捕は、警察内部で「警察に恥をかかせたこいつが憎い、有罪を前提として逮捕せよ」という流れが有るような気がするんだよなあ。事実を先に作って、なし崩し的に逮捕という……。冤罪を作った事件だけに余計に慎重に動いて欲しいのだが、マスコミに故意の情報漏洩があったとしたらそれはあかんよなあ。


■関連リンク 「容疑者」=「犯人」ではないという当たり前の話 - 脱社畜ブログ

悲しいことに、日本では容疑者として報道されると、それはもう犯人として報道されたことと同じになってしまう。刑事訴訟法には「無罪推定の原則」というものがあって、被告人は有罪判決が確定するまでは無罪として扱われるはずなのだが、日本のマスコミはそんなことお構いなしで、警察に逮捕された時点で容疑者が否認したとしても犯人であると決めつけ、その人の私生活やら卒業文集やらを好き勝手暴き、お茶の間に報道する。


■関連リンク 顔伏せ、無表情で車両に=「おとなしい」「オタクっぽい」―逮捕の片山容疑者・東京(時事通信社) - 国内 - livedoor ニュース

 パソコン遠隔操作事件で、威力業務妨害容疑で逮捕されたIT関連会社社員片山祐輔容疑者(30)は10日早朝、捜査員に前後左右を囲まれ東京都江東区の自宅マンションを出た。マンション前には同日未明から30人以上の報道陣が詰め掛け、騒然となる中、同容疑者は顔を伏せ、無表情のまま捜査車両に乗り込んだ。