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【EU離脱】イギリスのこれからの手続きの流れを1分で説明します

大まかに言えば、 イギリスには3つの現実的な選択肢がある。一つ目は欧州経済領域(EEA)、世界貿易機関WTO)のメンバーシップを介して、二国間の自由貿易協定(FTA)または取引を結ぶ、いわゆる「ノルウェーモデル」だ。

ノルウェーと同じモデルをとれば、EEAを通じて単一市場へのアクセスは与えられることになる。そうすると、英国は単一市場法と、多くのEUの規則に従わなければならないので、離脱のプロセスは、少し複雑化を避けられる。


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次に、英国経済への短期的な影響が挙げられる。離脱派は「ブレグジット」が決まっても経済に打撃を与えないと主張してきただけに、この問題が持つ意味は大きい。短期的な影響がいずれはく落していくとしても、国民投票後の経済状況がどうなるかによって、英国民が指導者に対してEUに強気な態度で「離婚」を要求してほしいと考えるか、それともEUと何らかの政治的合意を結べるよう低姿勢を取ってもらいたいと思うかが決まる。もしもこの先しばらくの経済が極めて深刻に悪化した場合、離脱派の「辛勝」という事態を踏まえると、新首相には最終的にEUを去ることを手控える余地も出てくる。