caprinのミク廃更生日記

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ブルーLEDの訴訟

http://www.asahi.com/national/update/0130/030.html

 日亜化学工業の方はもうちょっとうまく立ち回れたはずなのだが、会社に莫大な利益があったのに報奨金が2万では、そりゃ特許を取った人中村氏も納得いかないよなあ・・・。1億でもポンと払っておけばこうはならなかったし・・・。おかげで逆にすごく高くついたもんだ。
 しかし、それにしても200億とは思い切った額であり、たとえそれ以上の利益を会社が得ていようとも、すぐに出せといわれても「はい、どうぞ!!」とすぐに出せる額ではない。昨日のCDピックアップ部等の特許の判決も含め、これらの判決の方向性としては、評価するが、額の多さは日本の会社と勤労者の未来に良いことなのかどうかはまだ判断しかねるなあ・・・。

 勤労者にとって良いことは、「技術者の意欲がわく」、悪いことは「スタンドプレー走る人が多くなる」、会社にとって良いことは「技術者が発明や特許に一生懸命になる」、悪いことは「終身雇用で守っているにもかかわらず、余計な費用がかかる」といったところ。

 でも、あれだね、日本人の技術者はまず中村氏レベルの発明をバンバンやってから文句をいうことかな。発明・特許が多くなれば、日本社会全体としては良い方向にいくはず。