caprinのミク廃更生日記

初音ミクやVocaloid、ゲームやアニメのニュースサイト

ライトノベル活況の実態

http://d.hatena.ne.jp/mashco/20050214#1108349884

 昨日、「ガイアの夜明け」という番組で、純文学を売る下地の無かった小学館が「セカチュー」や「君に会いにゆきます」などヒットを飛ばす話をしていた。基本的に本を読まなかったジェネレーションYの注目をどう集め、どのメディアで宣伝するのか!?とか、本の内容が大事なのであって書いている著者の名前は重視されないなどは、このライトノベルの話と通じるところがあるかもしれないなあ。
 ホームページやケータイ向けで書かれた小説が、どんどん本になっていく時代に、電撃文庫の活性はライトノベルの顔である表紙の絵描きが、いわゆるネットでとんがっている(知名度をあげてきている)CG作家ばかりを使っているのはちょっと興味深い。ネット全盛においては本といえども、ネットの影響なくしては成立していかないのかもしれない。書く方も描く方もネットから見つけて、ネットで宣伝もする。若い人には、**賞を取ったというのより馴染みあるネットの口コミの方が信頼されるわけだし。しかし、ライトノベルにおける表紙絵の影響は他の本よりかなり高いのだな〜。
 まあ、買わせて読ませてからリピーターをつけることが出来るか出来ないかは、もちろん絵描きの方ではなく文章を書く作者しだいだけどね。表紙、挿絵、裏表紙で計十枚に満たない絵のために本を買うのはあまりに酔狂だ。いるにはいるけど、そういう人。(笑)