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筒井康隆、アニメ「時をかける少女」を語る (ITmedia +D Games)

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0606/20/news060.html

筒井 この「時をかける少女」というのは、自分にとってはよく稼いでくれるお嬢さんみたいなものでしてね(笑)。これでもう何作目になりますか、その時代その時代の女子中学生や女子高校生の制服のアイドルとして訪ねてきてくれる。今回は、初めてのアニメーション化、そして初めての、本当の意味での2代目の「時をかける少女」ということになります。

細田 今回このような伝統ある作品を手がけることになりまして、とても光栄に思っています。今までに何度も映像化された作品なんですが、その時代時代の意味が感じられる原作だと思います。今回映像化するにあたりまして、今の時代とか今の人たちがどういう風な未来を夢見て、今を生きているのかという風なことを皆さんと考えられたらいいなと思いながら作っています。

貞本 キャラクターデザインという仕事を始めて今年でちょうど20年目になります。今までは、髪の毛の青い女の子とか、変わった服の黒人の女の子とか、野球にたとえるなら“変化球”の作品に関わってきました。今回、「時をかける少女」という直球・ド真中の作品にめぐり合えた。なかなかこういう機会、めぐり合わせもないだろうと、今回、会社間の垣根を超えて参加しました。プレーンで力強くて皆さんに愛してもらえるキャラクターができたと思います。

 なんだかんだいってすごく期待してる。原作が少年少女向けというジュブナイル小説であり、今の成熟の速い子が裏設定やギミックに凝った変化球の「ハルヒ」みたいなライトノベルの方に流れるのは分かるのだけど、あえて直球勝負を狙った2代目「時をかける少女」ということで個人的には非常に気になっている。今の若い子に受けるといいけど。