caprinのミク廃更生日記

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Googlezonの足跡が聞こえた (404 Blog Not Found)

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50654407.html

 日本のTV業界もうかうかしてはいられないはずなんだが…。アメリカよりも日本の方が実は影響力が大きいというのは、なんとなく分かるような気がする。特にYou Tubeの利用は、日本でも特に盛んだしね。


・関連リンク ようつべ買収はグーグルの世界政府β版=日本政府2.0への序曲 (アンカテ)

http://d.hatena.ne.jp/essa/20061010/p1

 こちらまでくると過激すぎて、自分にはイマイチピンと来ない。You Tubeの利用に日本人が多いのは確かだが、You Tubeが最近まで広告収入を軌道に乗せていなかった以上、それで日本がおいしい市場となりえるかどうかはまだGoogleにでさえ分からないと思う。(Googleの優秀なスタッフによってより可能性のある地域とはなるだろうが) また、日本の企業が無策で経営判断も遅いの対し、比べてGoogleがどこまでも恐ろしい企業というのも理解出来るが、あまりにも野望のでかい「Googleによる世界政府」とか、手始めに日本征服とまで来ると、自分にはスケールが大きすぎてついていけない。Googleはいったいどこまで先を見渡すことが出来るんだ!? 今回の買収に関してはそこまでの広い戦略というより、単に「他所のMSやYahooなんかに取られる前に買っておこうか、お金はあるし…」というのが実際のところだと思うなあ。

 「我々は世界一のソフトウェア技術者だ」と思っているGoogleの純粋な理系人間だけだと、Google Videoをさらに良い物にしようとして、あくまでもYouTubeに対抗していたように個人的には思うのだが、それをすっぱりあきらめてYouTubeを金で買い取るという行為はむしろ経営者的判断、つまり文系的判断によるものだと思う。逆にそういう判断も出来るようになったのが、今のGoogleの恐ろしいところだ。そして、アメリカ政府にしろ、日本政府にしろ、そういった利権に絡んだ面倒くさい連中と付き合うには、コンピュータを介したドライなコミュニケーションではなく、面と向かい合った密接なやり取りが多くなっていくだろう。そういった場合には、手順を最適化しようとする理系的思考よりも事前準備、日本的に言うと根回しの出来る文系的思考のブレーンが必要になると思うのだがどうだろうか。Googleが「文系を排除した理想のNASDAQ」になるのではなく、あのGoogleでさえ理系エンジニア以外の人種も入れていかないと駄目なのだ。「Googleが買い取ってくれる企業が良い企業」=「NASDAQの指標みたいなもの」というのは感覚的に分かるけどね。


・関連リンク Google独占禁止法で訴えられる日 (FIFTH EDITION)

http://blogpal.seesaa.net/article/25224135.html

 こちらは納得。将来、Googleの最大の敵が独占禁止法になるのは間違いないだろう。ただし、目下の敵は、著作権とそれに群がる有象無象の企業達だ。YouTubeが清廉潔白なテクノロジーなら問題は無かったのだが、そのテクノロジーを利用して流れてくるのは、グレーなコンテンツが多い。わけわからない企業でもそれらしいいちゃもんを付けられ、裁判に負けたりすれば、Googleの成長に大きな影を落とすかもしれない。


・関連リンク YouTube買収は「クレイジー」――ドットコム長者がコメント (ITmedia News)

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0610/11/news018.html


・関連リンク グーグル、ユーチューブを16億5000万ドルで買収 (CNET)

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20265949,00.htm


・関連リンク ユーチューブ買収は成功するか--過去のネット企業買収を振り返る (CNET)

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20266088,00.htm?ref=rss


・関連リンク グーグルがユーチューブを買収--ビデオ共有サイトの買収熱は高まるか? (CNET)

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20266788,00.htm


・関連リンク YouTube 買収、Google の投資回収の見込みは? (Japan.internet.com)

http://japan.internet.com/wmnews/20061011/11.html


・関連リンク 金持ちgoogle、「安くはないが痛くもない」YouTube買収 (IT-PLUS)

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbo000011102006&cp=1