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松岡氏らの自殺を結ぶ「点と線」 「緑資源機構」に巨額汚職疑惑 (nikkei BPnet)

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070531_tentosen/index.html

松岡前農水相は、この熊本県に落ちる154億円の大事業の落札を全部自分が仕切り、各工区でそれを落札する業者から経営規模によって2〜3パーセントの上納金をおさめさせた上に、松岡氏の選挙区そのものである第6工区と第7工区では、自分の息のかかった地元業者に、「鞍岳建設」と「ひのくに建設」という架空の建設会社を作らせ、そこに入札を落としてしまうというとんでもないことまで行っていたのである。

先の林道談合事件で摘発されたのは、この大規模林道事業の本体部分の落札ではなく、そのとばくちの、調査事業と測量事業の部分だけである。それは事業全体が10億円規模だから、動いた金も百万円の単位でしかなかったのである。

しかし、本体部分は、その10倍以上の事業規模だから、松岡氏の懐に入る予定だった金額も、単純にパーセントで見積もって、3億〜4億円にのぼったものと見られる。そうなると、これは、一大あっせん収賄事件で、特捜部が乗り出して当然の事件であり、松岡逮捕も必至だったとみられるのである。

 なるほどなるほど。

現役大臣の逮捕となれば、もちろん安倍内閣にとって、政権の浮沈にかかわる大事件である。参院選も大敗北必至で、安倍首相の政治生命もそれまでとなっていた可能性大だったといわなければならない。

松岡前農水相としては、自分が死んでもこの事件全体にフタをし、かつ現役大臣の逮捕という最悪の事態だけは避けたいと思った。これが自殺の真相だろう。

 で、本当に自殺なの!?