caprinのミク廃更生日記

初音ミクやVocaloid、ゲームやアニメのニュースサイト

ニコニコ市場のWEB2.0加減について (花見川の日記)

http://d.hatena.ne.jp/ch1248/20070718/p1

なんというか、ニコニコ宣言においてWeb2.0を否定しておいて、有効利用できる部分はちゃんと取り入れているずるさみたいなものが自分のセンサーに引っかかるんですよね。

そもそもWeb2.0と呼ばれてるサービスのひとつに、

「経営者が優秀でもなく、社員が優秀でもなくてよい。使う側(ユーザー)が優秀であれば儲かる」

っていう発想*1があって、そこんとこをニコニコ市場は巧妙に利用してる。わざわざ「プレミアム会員」じゃないと市場編集できないって所が”自分はニコニコに選ばれた”感を増強しててタチが悪いな、とは思うんですけどね。そもそも運営側としてはプレミアム会員じゃなくても利益はさほど変わらないのに、その”選ばれた”感を利用することでニコニコ市場の編集が熱心なものになり、より効率が良くなる、という点が考えられてるな、と思いますね。もし、ニコニコの熱狂的ファンがニートであれば、ニートをしっかり働かせてるという点においてニコニコ動画は社会貢献してんじゃねーかとは思うのだけど、まあそんなことはどうでもいい。

 なんか「週刊少年ジャンプ」の絶頂期の「ジャンプ放送局」を思い出した。*1 面白いネタを読者に作ってもらうわけだけど、ジャンプの没落とともにあのコーナーもすたれてしまった気はするが。職人たちをその気にさせる熱量が今のニコニコ動画にはあるんだろうねえ。

*1:ラジオの投稿ハガキも同じようなものか。