caprinのミク廃更生日記

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崖から落ちそうな人がいました。その人は恐怖のあまり何やら叫んでいます。 (Anonymous Diary)

http://anond.hatelabo.jp/20071130221333

やがて崖の上には、的確な指示を出せる経験者達はいなくなり、残っているのは親切だけど何もできない人たちと、面白半分に見ている人たちだけになりました。
親切な人たちは困りはて、とりあえず崖の上から食料などを下ろして見守ることにしました。
崖から落ちそうな人は、時々ずり落ちてしまうのですが、上の人達にはどうすることもできません。
面白半分の人たちはずり落ちていく様を見て、ますます喜んでいます。

さて、崖の上では時々人が入れ替わりながら、なおも落ちそうな人を見守りつづけています。面白半分の人たちは、時々ロープを目の前まで垂らしてからかったりしています。
崖から落ちそうな人は時折、崖の下に見える林道を楽しそうにハイキングをする人達に向かって罵声を浴びせたり、石を投げつけたりしています。
そうしてある日、ひときわ大きな石を投げつけようとしたとき、その人は勢い余って崖下に転がり落ちてしまいました。それを見て、面白半分の人たちは狂喜乱舞し、見守っていた人たちは無事かどうか心配しています。

 ああ、自分が一番嫌だったのは上で届かないロープをたらしてふざけている人だったんだ。同じ何も出来ない人であっても心配してきた人とはやはり気持の種類が違う。まあ、あっち側の人間からすれば「同じ騒ぎを見にきた野次馬だろ、同じ穴のムジナだ」と思うのだろうが。まあ、そこは相容れないところなので言い争ってもどうにもならない。
 とにかく、この寓話では崖だが、現実ではその足で(クライマーの手を借りずとも)そのまま専門家(お医者さん)のところに行けるのだから、間違った方向(コンパとか)に進んで野次馬のおもちゃにされないことを祈る。また、ケガをして歩けないというのなら、すぐじゃなくていいしさ。歩くのに肩を貸してもらうにしてもその人を野次馬の中から選ぶのじゃなく、もっと身近な知っている人にお願いしようよ。