caprinのミク廃更生日記

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1984年生まれの見た世界 (どすぐろく怠惰な嘆息)

http://d.hatena.ne.jp/gensyokuneon/20080619/p1

・・・社会的・経済的な用語とはいえ、ここまでの人生を「失われた10年」なんて言われた。俺たちは何かを得たし、間違いなく楽しく生きていた。

 なかなかおもしろい。自分は彼よりも上の世代だけど、ゲームのところなんかは共感出来るところも多く、間違いなく同じ時代を過ごしていたんだなあと思わせる。そりゃ、こっちの方がおっさんなので、ポケモンデジモンが流行った時にはそれらをやる年齢では無くなっていたけど、彼らの熱狂はなんとなく分かったし、彼ら同様ストⅡなどの対戦格闘ゲームは夢中でやっていた。そして、エモーションエンジンとグラフィックシンセサイザーを搭載したPS2は魔法の箱になると信じていたよ。実際には出来ることに制限が多すぎて、PS2はPS1のバージョンアップ版でしかなかったけれど。*1

 ケータイは自分のキャリアはTu-kaだったので、auでもうらやましかったなあ。KDDIの前身であるIDOやDDIの時はあまり印象が無いけれど。Docomoi-modeもそりゃうらやましかったけど、出来ることに対しての対価(パケット代)が高すぎるため、パソコンを使ってISDNとかADSLとかの方がいいと思っていた。通話ではなくネット接続なら画面が広い方がいいし。ああ、ここらがケータイ世代とパソコン世代の断絶か!?

 mp3などの圧縮音楽やiPodはどうだろう!? mp3に未来は感じたけれど、CDよりも音質が下がるからメインで使うというよりもお試し版的な意味合いが強かったかな。 お試しで聞いて良かったら、そのアーティストのCDを買うみたいなスタイル。ヒット曲でCD100万枚突破がまだ連発して出ていた時代だ。PCのスペックもまだ低かったから、mp3のエンコードも実プレイ時間以上かかり、マニアしかエンコ職人にならなかった。自分らは家の遅いマシンではなく、大学の速いマシンを借りてせっせことエンコードしていた。
 ただ、日本ではCDになっていない曲がNapstarから落とせることには、「すげえ時代が来たもんだ」と感心した。場合によっては、曲名どころか、アーティスト名も分からないテクノやトランスを聴きまくった。あ、あとアニメの曲をたくさん聞くようになったのは、mp3のせいかもしれない。(笑)

 日本でiPodがそこそこ売れ出したのは3世代目以降か、もしくは爆発的ヒットという意味でもっと後のiPod nano以降だと思うのだが、iPodの初代が出たばかりの時のAppleはあまり輝いていなかったで、注目度もそれほど高かったわけではなかった。Newtonの失敗、ピピンの失敗、Apple製以外の互換機の失敗、Mac OSの行き詰まり、いろんなことをやっていたが多くは失敗し、ジョブスが戻ってくる前はWindows95以降のMicrosoftに押されまくっていた印象だ。ただ、QuicktimeiTunesなどのマルチメディア系のソフトをしっかり作っていたから、iPodを生み出す素地が出来ていたわけで、やっぱり基本的なことを続けることは大切だよなあ。

そのころ「文中にやたらと下線が引いてあるブログ」
を目にすることが多いのに気付いた(それまで気付いてなかっただけかもしれんが)。
シンプルで、どことなくおしゃれなデザインだが書いている内容は気持ち悪いものが多い気がした。

 ワロタ。これは今でもそうだよなあ。(笑)


■関連リンク 1984年生まれの見た世界(やや最果て編) (やや最果てのブログ)

http://d.hatena.ne.jp/sunagi/20080620/1213991626

次世代機が流行り始めた頃、うちの家庭は何かがトチ狂っていた。
何故なら、最初に買ったのが、世間での知名度金利なみに低いであろうあの機械。
そう、Panasonic3DOだった。
ドラえもんズとかやったが今思うとクソゲーで腹立ってきた。唯一ワープのゲームは好きだった。そんなわけで今でも飯野賢治は自分の中で、ビッグマウスだけでない名ゲームクリエイターである。
その後数年を経てサターン→64→プレステの順で買った……と思う。サターンはそこそこ、64はゼルダ専用機。あの頃は、SCEが一番トガっていて大好きなゲームを作るメーカーだった。

 3DOワロタ。今思うと、あれはお坊ちゃま企業の松下がマルチメディアという魔法の言葉に躍らされて、3DO社を儲けさせただけのプロジェクトだったよなあ……。そして、飯野は3DOのみで輝いていた。

と、ざらっと見てもこれぐらいの違いは(元増田)とあったりする。1984年生まれの世界なんて、人それぞれあるんですよ。ただ僕の世界には少し光が当たらなかっただけです。

 んな、こたない。人生これからだ。


■関連リンク 思い出語りとかしたくなる年頃 (焦げたベーコン)

http://d.hatena.ne.jp/momomubi/20080621

我ながら思うが特に大学以降は結構速く感じた。歳を取ると1年が速く感じるジャネーの法則だったかという奴があるらしいが、最近は特に顕著。元記事にもあるけどホリエモンが何かやらかしたと思ったら捕まって、数回行った秋葉原が持てはやされたかと思ったらテロが起きて、社会保険庁とか役人が実は給料泥棒の盗人でその間野党が猛攻かけて世の中ひっくり返りそうになったり、物の値段は上がるけど給料は上がんなかったり、何でもかんでも偽装偽装偽装して頭が真っ白になったり、とにかく大小、国から個人まで問題山積でホントたまに硫化水素とかも考えちゃったりすることもあるんだ僕も。

 いやいやいや、人生加速度的に過ぎるのが速くなるのはこれからが本番だよ。

*1:それを言い出したらPS3も魔法の箱になるはずだったんだが、今じゃあ冷蔵庫よりも電気を食う置物扱いだもんなあ。