MAD削除について、ある権利者側の人間の感想… ( Life in Prison/生きるしかすることがない)
http://d.hatena.ne.jp/case_k/20080704/1215105336
正直な所、「権利者により削除」が「権利者名○○によって削除」が一番イタイ。これじゃあ、MADの削除なんて出来ない。出来るとしたら、よっぽどファンの方向を向いていない会社だけ。悪意あるMADじゃない限りは、あえて削除して、善意のファンに嫌われるなんてのはまったく割にあわない。
むかし、関係者がニコ動の権利者向けの削除システムの説明をしているのを聞いたのだが、「権利者の名前は出ない」だから、安心して使って欲しい、というのをやたら強調していたのを思い出した。
■関連リンク MADが違法な先進国って日本とイギリスくらいなんだけど (少年少女科学倶楽部)
http://scientificclub-run.net/index.php?UID=1215092154
著作物というのは一方的に「見せていただく」「聞かせていただく」ものじゃない。演奏や二次創作などの形で使われて発展させていくもの。
もちろん二次創作が売り上げに貢献する必要なんてものはないし、ましてや上下なんてものはない。
それを保障し、著作権が創造性を制限する権利になってしまわないようにするために、フェアユースというのは100年以上も前に制定されているし、日本でさえも狭い範囲内ながら著作物の自由利用は認められている。