日本の音楽CDアルバムは割高!? 欧米は平均15〜57％安 (Garbagenews.com)
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/08/cd_1557.html
「日本のCDって最近は複数枚数での発売や、特典DVD付のが増えているから、それで値が上がっているのでは?」という意見もあろう。確かに2003年では新譜の1.8％にしか過ぎなかった「CDとDVDのセット商品」は、2007年には16.9％にまで増加している。しかし上記グラフは「複数枚数のものやDVD付のものは除いて」あるため、販売スタイルとは関係がない。
同じ日本の歌手の同じ曲のCDなのに、日本で直接買うよりもアメリカやヨーロッパなどの海外経由で買った方が安くつくという、本末転倒的なお話は何度と無く耳にする。今データはあくまでも「平均値」であるものの、それを実証するものといえる。単に円高などの為替レートの問題だけでなく、何か別の「日本では割高で音楽CDアルバムが供給される(消費者の立場からは「買わされる」)」理由があるのだろう。流通機構の問題か、「中抜き」が多分に過ぎるのか、今データだけではそれを推し量ることは難しい。
