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ついに公開されるアニメ映画「虐殺器官」の山本プロデューサーにマングローブ倒産騒動のあれこれインタビュー

例えば「虐殺器官」のカットを担当している原画さんは、「GANGSTA.」のカットも担当している人が多い。彼らはマングローブからの仕事を引き受けたのにお金を払ってもらっていないということだから、「虐殺器官」のカット制作を続ける理由がないわけです。カットもちりぢりにばらまいてしまっていたし。「マングローブのバカヤロー!」ってカットをビリっと破られてもおかしくない状況ですよ。そこで別のお金が必要だったんですが、ジェノスタジオ設立に合わせてお金の問題も解消できたんで、巡り合わせが良かったと思います。


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 そもそも、「Project Itoh」では「虐殺器官」が15年10月に公開され、同11月に「ハーモニー」が、同12月に「屍者の帝国」が3カ月連続で公開される予定だったが、マングローブの倒産によって、「虐殺器官」の公開が延期された。マングローブは02年に設立され、アニメ「サムライチャンプルー」「神のみぞ知るセカイ」「ギャングスタ」などを送り出したが、15年9月に営業を停止した。