姫神のLIVE行ってきた

　姫神のLIVE行ってきた。余りチケットだけど。
と、いっても本来のソロユニット「星吉昭」は、2004年10月に死去してしまっていて、今は息子の「星吉紀」が新生姫神としてやっているようだ。自分はそのことを知らなかったので、あの銀髪の仙人のような人ではなくて、「えらい若い人が出てきたなあ」とびっくりした。なるほど道理で人が少ないわけだ。

　でも、まあ東北の民俗音楽の流れはこれからも変わらないと思うし、楽曲の有名な奴はオヤジのものを演奏してくれたし、基本的にサンプリングされたシンセの音に違いは無いと思う。まあ、演奏のうまい下手は前が分からないのでなんともいえないけど。あと、姫神ヴォイスと呼ばれる神がかった声の女性コーラスはやっぱり素晴らしかった。(見た目は普通のおばちゃんだったけど。) 姫神で恐らく一番有名な曲「神々の歌」はあのコーラスがなくっちゃね。
　それと、ゲストの馬頭琴の演奏はおもしろかった。普通あまり聞くことの出来ない楽器だけど、なかなかおもしろい音色をだしている。しかし、まさか馬の尻尾で作られた弦で「馬のいななき」を再現出来るなんて思わなかったなあ。

　で、結果的には自分的にはLIVE自体は大変満足で行って良かったと思う。そりゃ、もちろん昔からのファンは星吉昭は星吉紀と違うわけで違うからこそそれが「姫神」と名乗るのは抵抗があるだろうなとは思うが、「姫神」と名乗る以上初代と比べられて一番苦しいのは息子だし、そういうこだわりを持たない私が彼の作った楽曲もおもしろかったのは事実だ。これからもTVやRadioで姫神の楽曲を聞くとは思うが、この新生姫神がどのようになっていくのかは見ていこうと思う。