caprinのミク廃更生日記

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「ブログで自滅する人」は何故書かれたか (煩悩是道場)

http://d.hatena.ne.jp/ululun/20051112/1131765943

 デジタルARENAの今回の「ブログで自滅する人」の記事はかなりの人が読んでいたようなのだが、最後の4回目で弱いオチであったために、あちこちのBlogで話題になっているようだ。なんか、途中までおもしろかったドラマやアニメが最後の最後で大風呂敷を畳みきれなくて、うだうだで終わったところをそれを見ていた熱心な視聴者が「それは違うだろう〜」「ここはこうすべきだったっ!!」とわいわいやっているような状況に似ていると思った。(個人的イメージ)

「ブログで自滅する人」を書いた松田勇治氏および記事を掲載したデジタルアリーナ(日経BP)は、祭られる事に対して極めて敏感であり、世間や世論に対する祭りが持つパワーが大きくなりつつある事を懸念したが為、「祭り」を擁護し、容認する形で自分たち以外のブロガーを「売った」のである。

 私も4回目の最後の記事は「2chに気を使ってるな〜」とは思ったし、綺麗にまとまったものになったとは思わないけど、それで世間としての2chを恐れ、「祭り」を擁護または肯定しているものとまでは思わなかった。
 デジタルARENAが2chに気を使っているのって、結局「お金をもらって書いている記事」と「お金を払って自分の書きたいことを書くBlog」のバックボーンの違いかなと考える。2chにも相当数読者がいると思われるデジタルARENAで、その読者を否定するような記事を書くのはかなり困難だと思う。(そこをうまく書くのがプロだとは思うが)