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「逮捕されなければ対処できた」 公判でウィニー開発者 (asahi.com)

http://www.asahi.com/national/update/0309/OSK200603090051.html

弁護側の被告人質問で金子被告は、全国でウイルスに感染したウィニーを介して情報流出が相次いでいる問題について「私が逮捕されていなければ対処ができ、初めから問題は起きなかった」と述べた。

 弁護側は「流出問題の対応策を取れるのか」と質問。金子被告は「問題を防ぐように改良することは比較的容易にできるし、積極的に対処したいが、改良を問題視されて、罪に問われた。今改良すれば、また幇助に問われることになる」と述べた。

 この日は被告人質問に先立って裁判官の交代に伴う弁論の更新手続きがあり、弁護側は一連の情報流出問題は逮捕の約3カ月後から始まったと指摘。「被告はウイルス対策のアイデアを持っているが、警察に新たな事件にされることを恐れて対策を取ることができない」と述べた。

 結局、焦点はソフトを作ったことではなく、違法ファイルが蔓延する可能性を十分に自覚していたのにもかかわらず、Winny製作者がその犯罪を見過ごした、または加担したということになるのだろう。そう考えると、逮捕される前にそういう対策を作者が施していれば、逮捕は取り下げられたのだろうか!? 事件に「if」はないのだが、それでも警察は彼を逮捕したのかどうかは興味がある。

 なんにしろ、逮捕後に蔓延したウイルス各種は作った奴が悪いのであって、それをWinnyそのもののせいにするのは、上の逮捕の理由と矛盾してしまう。流出問題の対応策を取れると言っているのだから、やらせてみてもいいんじゃない!? 警察とか自衛隊にとっても対策してもらわないと困るわけで…。